食事するときの行動でわかる猫の心理6つ

食事するときの行動でわかる猫の心理6つ

猫が食事をするという行動の中にも、猫の気持ちがわかる動作が見られることがあるんです。フードを食べながら猫はどんなことを思っていたり、何を飼い主さんに伝えたりしたいのかご紹介します。

1.食事の場所や食器を変えると食べない

見上げる猫

猫の食事の場所や食器は決まっているというおうちが多いと思いますが、場所や食器を変えたときに猫はどうするでしょうか。食事の場所や食器を変えてしまうと食べない猫は、戸惑っていたり、なにか不安を感じていたりする場合があります。

飼い主さんが話しかけたり、少し時間をおいても食べない猫は、その場所で落ち着けない理由があったり、食器が気に入っていないのかもしれません。食事にこだわりがあったり、食事以外でもいつもと違うことに敏感に気がついたりする性格ではありませんか?

2.フードに砂をかけるしぐさをする

トイレで砂をかける猫

食べ残したフードに、猫が砂をかけるような行動をとることがあります。猫がトイレをした後に一生懸命に砂をかける動作と同じなので、初めて見るとびっくりすると思います。実はこの行動は「今はいらないから隠しておこう」という意味なんです。ただ、中にはフードが気に入らなくて隠そうとしている猫もいるので、食べている量なども見て判断する必要があります。

この砂かけ、飲み水にもすることがあるんです。水が汚れているときや、水があるのか確認するときにするようです。我が家の猫も子猫のときに水に砂かけのような行動をして、ひっくり返してしまい困った時期がありました。トイレの近くに水を置いてしまったことや、飲み水の容器が気に入らなかったことが原因だったのかもしれません。

3.目を閉じて食べる

丸い食器でごはんを食べる猫

猫がフードを目をつむって食べている姿は可愛らしいですよね。これは、フードに満足しているからなんです。おいしくて目を閉じてしまうなんて、フード選びに苦労した飼い主さんなら、とってもうれしいですよね。

4.飼い主さんを見ながら食べる

舌が出ている猫

食事をしている間、飼い主さんを見ているのは、飼い主さんにそばにいてほしいのかもしれません。反対に、飼い主さんに見られているのを警戒している場合もあります。食べるところを見られるのが苦手な猫もいます。

5.飼い主さんが見ていないと食べない

食事中の猫と隣に座る人

飼い主さんがそばにいないと食事をしないという猫もいます。食べるところを見ていてほしいのです。それは、子猫の頃に母猫に守られながら食事をしていた名残で、飼い主さんに甘えているのでしょう。また、ごはんを食べてほめられたことがあったり、なでられてうれしくなって食べたことがあったりすると、同じようにしないとごはんを食べないという猫もいます。いずれにしても、飼い主さんのことが大好きということですよね。

6.前足を使って食べる

食器に前足を入れる猫

食器に口を近づけて食べるのではなく、前足を使ってフードを食器から出して食べる猫は「この食器だと食べづらい」と感じているかもしれません。食器の縁にヒゲが当たるのが気になる、食器が深すぎる、食器の高さが合わないなどの理由が挙げられます。

まとめ

グレコ

猫が食事をするということにも、猫も気持ちが見える場合があります。食事の場所や食器を変えたときの反応、満腹や満足のときの行動、飼い主さんに甘える行動など、愛猫が食事のときに見せる行動を観察してみましょう。

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