猫の食べ物の好き嫌い
もちろん個体差がありますが、比較的何でも食べる猫や、グルメな猫がいます。また、こだわりの強い猫がいるかと思えば、飽きっぽい猫も。子猫の頃に幅広い食材を食べていると、成猫になってからも色々な食べ物を食べる傾向があると言われています。
逆に、産まれてからの成長期に決まったものしか食べてこなかった猫は、大人になってからも他の食べ物を食べないことがあるようです。本当にこだわりの強い猫はお腹がいくら空いても好みのご飯しか食べない場合もあるようで、長期間食べないと病気になってしまう可能性もありますから、注意が必要です。
どんな好き嫌いがあるのか
猫はどんな好き嫌いをするのでしょうか?一緒に探って行きましょう!!
固さのお好みが・・・
愛猫にキャットフードを食べさせている飼い主さんは、多いと思います。キャットフードは大きく分けて2種類あります。1つは、「カリカリ」と呼ばれている水分のほとんどないドライフード。もう1つは水分量の多いウェットフードです。
ドライフードは固く、食べ応えがあります。一方ウェットフードは柔らかい食感です。ここが好みの分かれどころです。さて、あなたの愛猫はどちらがお好みでしょうか?
フィッシュorミート?
キャットフードには主に、魚ベースのものと肉ベースのものがあります。魚ではカツオやマグロが良く使われます。肉では、鶏肉や牛肉、ターキーなども使われる事が。魚好きな猫もいれば、肉好きな猫もいます。なんとなく食べが悪い場合に思い切って系統を変えてみると驚くほど食べるようになることもあります。
猫舌ですから!
一般的に猫は、人肌程度のほんのりと温かいご飯を好むと言われています。ネズミなど、捕獲するエサの体温と似ているからだ、と言われていますが、ニオイも関係しているようです。冷蔵庫で冷えたご飯はニオイがしませんが、適度に温かいご飯からはニオイが立ち、猫の食欲をそそるのです。温度に関してはあまり好みの差はないかもしれませんね。ちなみにあまりに熱い食べ物は、猫に限らず人間以外の動物は食べません。
食物アレルギーの可能性
固さも味も愛猫好みなはずなのに口にしない、という時は、もしかしたら食物アレルギーがあるかもしれません。市販のキャットフードには様々な食材が含まれています。その内のどれかにアレルギーがあり、食べると調子が悪くなるので、食べるのを躊躇しているのかも。
猫の食物アレルギーは発症すると、かゆみがでるので引っ掻いて皮膚を傷つけてしまったり、胃腸炎を起こしたりします。そんな時にはアレルギーの原因となっている食物を突き止め、与えないようにしなくてはいけません。
ですから、愛猫好みの食事を与えているにも関わらず食べたがらない時は、アレルギーの可能性も視野に入れると良いでしょう。早めに原因を解明して、対策してあげてくださいね!
まとめ
グルメだと言われる猫ですが、実際猫のご飯は難しいことが多いです。お財布と相談しながら、なるべく愛猫好みのご飯を食べさせてあげたいですね☆
猫ちゃんの食物アレルギーは飼い主さんが気付きにくいことが多いです。元気や食欲は問題ないが、なんとなくいつも便が緩い場合や体のどこかを痒がり脱毛している場合などは食物アレルギーの可能性もありますので一度かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。