猫と一緒に寝る時に『やるべきこと』と『やったらダメなこと』4つ

猫と一緒に寝る時に『やるべきこと』と『やったらダメなこと』4つ

ゴソゴソと愛猫が飼い主さんの布団に入って来てくれるあの幸せな瞬間。いつまでも味わっていたいものです。猫と一緒に寝るのはとても嬉しいですが、やるべきこととやってはいけないことがあります。しっかりとチェックしてください!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.猫の健康管理

診察を受ける猫

猫と一緒に寝る上で大切なのが健康管理です。人畜共通の病気であるズーノーシスがある限りは注意しなければいけません。また寄生虫、ノミ、ダニなどにも注意が必要です。

これらが駆除されていないと飼い主さんにも移ってしまうことがあるのです。そんな悲惨なことにならないように、しっかりと猫の健康管理を行ってください。

2.清潔を保つ

シャワーをかけられる猫

猫の体の生活を保つことも大切です。例えばお尻に排泄物が付いていたら、布団が汚れてしまいます。猫はキレイ好きな生き物なのでそうそうないとは思いますが、注意するに越したことはありません。

体自体も汚れがついていたり臭かったりしたらどうでしょう?いつも小キレイにしている猫ですが、寝る前に念のためチェックした方が良いかもしれません。

抜け毛も後の処理が大変なので、寝る前にしっかりとブラッシングなどを行ってさっぱりさせておくのがオススメです。また猫の毛が寝具についてしまった場合はしっかりと掃除しておきましょう。

3.アロマなどは避ける

一緒に寝る飼い主と猫

就寝時にアロマなどの香りを使ってリラックスしたい…。こう思うこともあるでしょう。ですが猫にアロマは良くありません。猫はグルクロン酸抱合という代謝経路が弱く、成分を代謝できないからです。

毎日アロマを使っていた家にいた猫の肝臓に異常が生じたという話もあります。香水や柔軟剤などの人工的な香りを嫌う場合も多いですので、注意してあげましょう。

せっかくのリラックスタイムがリラックスできなくなってしまうかもしれません。お互いが気持ち良く眠れる環境を用意しましょう。

4.子猫とは一緒に寝ない

手の中の子猫

成猫ならば飼い主さんが潰してしまう危険性は低いでしょうが…。子猫の場合は逃げ出せずに体重で圧迫されてしまう、という危険性があります。

不幸な事故を起こさないためにも、子猫のうちはまだ一緒に寝るのは避けた方が良いでしょう。飼い主さんの就寝中は事故防止のため、ケージに入れておくことをオススメします。

焦らなくても大丈夫です。この先、子猫が成長すれば一緒に寝る機会はたくさんあります。お楽しみは先にとっておき、しばらくは安全を優先しましょう。

まとめ

天寅くん

猫と一緒に寝る幸せな時間…。心置きなく味わうためにも、準備はバッチリとしておきたいものです。とはいえそんなに構えなくても大丈夫です。

常識的な健康管理をしたり、清潔感を保っておけばOK、ですから。リラックスして猫とのかけがえのない時間を楽しみましょう。

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