猫にきのこを与えるときに気をつけるべきこと5つ!食べると危険なものも…

猫にきのこを与えるときに気をつけるべきこと5つ!食べると危険なものも…

サプリメントにもきのこの成分が使われているように優秀な食材ですから、きのこを猫に食べさせたいと思う飼い主さんは多いかもしれません。きのこを食べさせる時の注意点を見てみたいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.人間が食べるきのこを!

きのこの盛り合わせ

必ずスーパーやデパートで販売されているきのこを猫に与えましょう。マッシュルーム、しいたけ、しめじ、エリンギ、まつたけ、えのきたけ、きくらげなど人間が食べれるものであれば大丈夫です。生ではなく必ず細かく切って焼いたり茹でたりし、調理した後のきのこを食べさせてあげましょう。

2.多量ではなく少量

舌を出して横になる猫

きのこは食物繊維が豊富でビタミンB、Dなどの栄養素も含まれている素晴らしい食材ですが、身体に良い物もほどほどが大切です。特に猫は肉食動物なのできのこの消化に手間取るために、量が多いと嘔吐や下痢などを引き起こしてしまい内臓など身体に負担をかけてしまいます。猫に与える場合は本当に少量にしましょう。

3.味付けはしない

きのこスープ

きのこを猫のために調理をする際に味をつけてはいけません。そのままでは美味しくないと考えるのは人間の勝手です。少しの調味料でも猫の内臓には影響がありますので、必ず茹でる場合は水だけ、焼く時は油なども使わないようにしましょう。

4.野生のきのこはNG!

外に自生するきのこを嗅ぐ猫

山へ行って採ったきのこは新鮮ですが必ず食べれるきのこだと専門家に見てもらってから使いましょう。きのこは食用と毒のある物の見分けがつきにくいです。中毒症状を起こすと命の危険にも関わる怖い菌類であると肝に銘じておきましょう。

5.わざわざ与えない

猫に餌を手で与える飼い主

カロリーも低いので肥満の猫の食べ物のかさ増し、ビタミンなどの効果から病気の治療、そして便秘がちの猫へ食物繊維として食べさせたいと思いますよね。しかし持病のあったり子猫やシニアなど体調が不安定な猫に与えるのはやめましょう。あくまでも、猫がきのこを大好きでおやつ代わりに与えるような状況でなければ食べさせる必要はないでしょう。

まとめ

沢山のきのこと猫

【要監修】猫にきのこを与えるときに気をつけるべきこと5つ!食べると危険なものも!についてお伝えいたしました。

ドライフードやウエットフードではなく手作り食を利用している飼い主さんも少なくないでしょう。きのこは手作り食でもきっと出番の多い食材です、ぜひ上手に利用して愛猫に喜んでもらいましょう。

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