猫が落ち着けなくなる飼い主さんの生活習慣
愛猫と良好な関係を築きたいと思っている飼い主さんも、もしかすると知らずに愛猫を落ち着けない環境に追い込んでしまっている可能性があります。
猫ちゃんと人間では違う生き物ですので、その性質や文化は当然ながら違います。
特に猫ちゃんに関しては言葉で自分の意思を伝えることができませんので、飼い主さんの方から配慮してあげることが大切です。今一度、猫ちゃんを追い詰めてしまっていないかどうかをチェックしてみましょう。
1.過度なスキンシップ
猫ちゃんは大好きな飼い主さんに触ってもらうことが大好きです。それは双方の立派なコミュニケーションともなりますので大事なことでもあります。
しかし、猫ちゃんにはそれを許容できる時間が決まっておりそれを超えてスキンシップを続けてしまうと、逆に猫ちゃんの機嫌を損ねてしまう可能性があります。
飼い主さんはその見極めをしっかりとし、引き際を守ることが大切です。長いスキンシップは猫ちゃんをイライラさせてしまう原因となり、逆にガブっと噛まれてしまい怪我の元となるので注意しましょう。
2.お手入れで拘束する時間が長い
猫ちゃんにとって飼い主さんのお手入れは必須です。長毛種であれば毎日のブラッシングは欠かせませんし、それ以外にも爪切りや歯磨きといったことも大切です。しかし猫ちゃんにはその大切さを理解することはできません。
真剣にやろうと思えば思うほど体を拘束される時間が長くなりますので、イライラしやすくなってしまいます。
どうしてもこのようなお手入れを苦手とする子は多いので、こまめに休憩をとりながらお手入れを進めるようにしたり、一つ終わったらご褒美のおやつをあげてモチベーションを上げてみるなど工夫が必要となります。
それを忘れて長くすると猫ちゃんに嫌われてしまいますので注意しましょう。
3.トイレ掃除をこまめにしない
猫ちゃんにとってトイレは非常に大切です。もともと綺麗好きな生き物ですのでトイレ掃除をまめにしない飼い主さんと一緒にいると、不満が溜まってしまいます。
さらにこだわりの強い子であればトイレの容器や置き場所、好きな砂などといったところにまでこだわります。そのような嗜好を無視して飼い主さんの都合でトイレを設置してしまうと、猫ちゃんにとっては毎日ストレスが溜まるようなものとなりますので飼い主さんは日々観察をして満足しているかどうかを見極めましょう。
まとめ
猫ちゃんが大切にしているポイントを押さえて、嫌がることさえしなければ愛猫との信頼関係を深めることができます。人間関係と同じで嫌がることはしないが大事ですので、日々の飼い主さんの習慣を振り返ってダメなところは直していきましょう。