猫ってどんな生き物?基本の知識5つ

猫ってどんな生き物?基本の知識5つ

猫は自然に人間と寄り添うようになった野生動物で大変に魅力的です。可愛いだけではない猫の能力の高さをご紹介したいと思います。

1.可愛い見た目の狩人

キラリとした目の猫

猫の持っている本能的な狩人能力は人間の想像を絶しますが、普段は野性的な部分を出すことはほとんどありません。

いざという時には普段から手入れをしている鋭い歯とナイフのような爪を武器に肉食動物らしく狩りをします。

猫は人間と生活を共にしてきた歴史の中で、より人間に好かれやすく可愛がられやすい見た目に進化してきたと言われています。猫は可愛いぬいぐるみをかぶった獰猛な野生動物なのです。

2.身体能力の素晴らしさ

美しく走る猫

3センチほどの細さを問題なく歩く事ができるのは「かぎ爪、肉球、脚に生えているセンサー被毛」によって平衡感覚が鋭いためです。

そして約230個ある骨によって猫は圧倒的な柔軟性を誇ります。体中を舐めてグルーミングをし身体を清潔にしたり、高い所から落ちても怪我もせずに着地できます。

因みに猫の10倍以上身体が大きい人間の骨は206個です。持久力はありませんが時速48キロの瞬発力と、助走がなくても150センチくらいはジャンプできる跳躍力を持っています。

猫のしなやかで優雅な動きはこの身体能力のなせるわざです。

3.優れた感覚器

獲物を見ている猫

視力は人間の近視に近い状態ですが、待ち伏せ型狩りをする猫の動体視力は抜群です。何もない壁に目を向けている時は小さな昆虫などいることが多いでしょう。

犬ほどではありませんが人間の5倍以上嗅ぎ分けができる優秀な嗅覚を持ち、様々な匂いから詳細な情報を得ています。

そして忘れてはならないのは聴覚でしょう。約20メートル先にいるネズミの足音も聞こえるように可聴域が広く人間には聞こえていない音もキャッチしています。

4.表情豊かな猫

尻尾をあげている猫

猫は無表情だから苦手と言う人もいるようですが、実はかなり表現力があるのです。

尻尾をピンと垂直に立てて近づいてきたり尻尾が水平になっている時は相手に対して友好体勢です。瞳孔は黒目が大きくなっている時は興奮や警戒中で、リラックスしている場合はおもに細目です。耳が動いている時は情報収集をしています。

様々な意志表示を身体のあちらこちらで行っています。

5.猫はお医者さん!?

女性に抱かれる猫

猫を撫でて気持ちよいと感じるだけで、人間の身体には幸せホルモンが出て心身共に健康になるそうです。

猫と暮らすと部屋を綺麗にしようと思い、朝型の生活スタイルになり、猫がどうしたら幸せになれるのかを考え穏やかな気持ちになれます。

猫は身近にある自然そのものであり、人間にとって欠かせないパートナーなのです。

まとめ

つぼみちゃん

猫ってどんな生き物?基本の知識5つについてお伝えいたしました。

「能ある鷹は爪を隠す」を体現している猫という動物は魅力がいっぱいです。気が付くと側に来て「どうしたの?」と言わんばかりにスリスリしてくれたりします。

猫の行動は私達人間に喜びと幸せをもたらしてくれます。これからも猫との時間を大切に生きていきたいですね。

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