猫が環境の変化を好まない理由5つ

猫が環境の変化を好まない理由5つ

新しい家具を部屋に置いたら、やたらと警戒することがあります。それはどうしてなのでしょうか?気になりませんか。なぜ猫は環境の変化が好きではないのか、その理由を探ってみました。

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1. 住環境を大事にしているから

カーペットの上で寝そべる猫

昔から「猫は家につく」といわれるように、周囲の環境に重点を置くのが猫という生き物なのです。そのため、変化があると落ち着かなくなり、不安に陥ってしまう傾向があります。猫にとって慣れ親しんだ環境は何よりも大切なもの。家族が増えた、新入り猫が来た、引っ越しなどは天変地異が起きたくらいに感じるのかもしれません。

もしどうしても変化させなければいけない場合は、なるべくそのショックを和らげるように工夫してあげましょう。

2. ナワバリ意識が強い

紙袋に入っている猫

猫は行動範囲が他の動物に比べると狭いため、パトロールが容易にできます。そのため、変化に気付きやすいのでしょう。ナワバリ内が変わっていると「他の猫が来たのか?」「敵か?」などと警戒しそうです。

そしてナワバリ意識も持っています。ですから、勝手に変えられることを嫌がるのでしょう。「自分のナワバリを荒らすな!」と思っているかもしれません。室内飼いだと家の中が猫のナワバリになります。

たとえ飼い主さんであっても模様替えなどをすると、「何で変えたにゃ!」と不満に思っている可能性も。急激に変化させるとストレスになってしまうので、できれば少しずつ変えていくようにしてあげましょう。

3. 匂いが重要だから

猫の鼻アップ

猫にとって匂いは様々なものを判断する基準です。そして自分の匂いがついていないと不安になります。ですから、いろいろなところにスリスリして周っているのです。

そうやって家の中を自分の匂いで満たせば安心できます。そこへ知らない匂いが入ってくると途端に不安を感じて、何者なのかを必死で確かめようとするのです。危険がなさそうだと判断すればスリスリして自分の匂いをつけ、安心しようとします。

来客のカバンに近づいてクンクンして、顔を擦り付けるのはこのような理由があるのです。もしそのようにしてほしくなければ、どこか猫の手の届かない場所に隠しておきましょう。

4. 脳の構造のため

横になりながらこちらを見つめる猫

猫は「前頭葉」という脳の部分が小さいのだとか。そのため、環境の変化に順応しにくいと考えられています。前頭葉は計画を立て、それを実行したり変更をスムーズに行ったりする働きをしています。ここが小さいので、変更することが上手に行えないと考えられます。

前頭葉が小さいと人間でいう「強迫性障害」に似た行動をしやすいといいます。例えば、ストレスによって毛づくろいしすぎてしまうなど。環境の変化に弱い生き物ですから、なるべく負担を減らすように工夫してあげてください。

5. 待ち伏せ型だから

ソファーの陰からこちらを見ている猫

待ち伏せ型の猫は「いつもと一緒」を好む傾向にあります。待ち伏せ型とは狩りをする際、獲物が通るのを待って飛びかかるスタイルのことです。

これと反対なのが追跡型です。追跡型の場合、獲物を追って徐々に追い詰めていくスタイル。これだと獲物の逃げた方向により、どこにたどり着くかは分かりません。ですから環境の変化に慣れることは容易でしょう。

猫はナワバリの中の隠れやすい場所で、待ち伏せて狩りを行います。恐らく待ち伏せる場所も大体決まっているのではないでしょうか。ですから、ちょっとした変化であっても誰かがナワバリを荒らしに来たのかと、不安になってしまうでしょう。

まとめ

こてつ

子猫のときから日常的に外に連れ出していれば(放し飼いという意味ではありません)、環境の変化に慣れやすくはなるそうです。ただ通常は変化が嫌いなのが一般的です。もし環境を変えるときはストレスにならないような工夫が必要となります。猫を気遣ってあげてください。

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