猫が飼い主の服を噛んだり吸ったりする心理4つ

猫が飼い主の服を噛んだり吸ったりする心理4つ

愛猫が飼い主さんの洋服を噛んだり吸ったりしていることはありませんか?最初は「遊んでいるのかな?」と思いますが、ずっと噛んだり吸ったりしていると少し不安ですよね。服が破れてしまうのも困りますし、猫ちゃんが不意に服のパーツや布を飲み込んでしまうのはもっと危険です。今回は【猫が飼い主さんの服を噛んだり吸ったりする時の理由】について解説いたします。

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1.お気に入りだから

デニムに入って寝る猫

猫もそれぞれに「お気に入り」と感じる物があります。それがおもちゃだったりダンボールであったり、はたまた飼い主さんのヘアゴムだったりとその子によって様々ですが、そのお気に入りの物が飼い主さんの服であることもあります。

なぜお気に入りなのかという本当のところは猫ちゃんに聞いてみないと分からないのですが、服の素材の噛み心地や匂いなどが猫ちゃんの心をぐっとつかんでいるのかもしれません。猫はそんな「お気に入り」の物を噛むことによって「これは私の物!」という独占欲を満たすことがあります。

2.ストレスによるもの

ひじの辺りを噛む猫

「ウールサッキング」という行動の疑い

猫が布製品やプラスチック素材などを執拗に吸ったり舐めたりすることを「ウールサッキング」と言います。「ウールサッキング」とは直訳すると「ウール」を「吸う(サック)」という意味ですが、ウール素材に限らずあらゆる素材のものを吸ったり噛んだり舐めたりする行動を指します。

本来食べるものではない物を吸ったり噛んだりするウールサッキングは「常同行動(目的がなく持続的に繰り返す行動)」とされ、これがあまりにも執拗になり日常生活に支障をきたすレベルになると「常同障害」とされることもあります。

ストレスが引き金となることも

ウールサッキングの原因には

  • 恐怖症
  • 不安感
  • 性成熟にともなう縄張り意識
  • 欲求不満
  • 飼い主さんの関心をひくため
  • 遺伝的な要因
  • 胃腸障害からくるもの
  • 歯科疾患からくるもの

などが考えられます。

ウールサッキングはシャムやバーミーズなどのアジア系の品種に多く見られたり、血縁に常同行動が見られる子がいるかどうかも重要な要因となったりするなど遺伝的な原因がある場合もあります。

しかしウールサッキングを発症するのは

  • 環境の変化
  • 雷や音への恐怖症
  • 不安感や不満感

などのストレスが引き金となる場合が多くあります。

3.赤ちゃん返り

靴下と猫

飼い主さんの洋服をチュウチュウ吸っていたり口でいじっている場合には、猫ちゃんの赤ちゃん返りの行動である場合もあります。猫は生後しばらくは母猫のおっぱいを飲み、身体の成長とともに固形物を食べるようになります。

しかし離乳のタイミングが早すぎて母猫から離されてしまった子の中には、充分におっぱいを吸えなかったことによって布やシートなどを口でいじりたがる子が多くいます。

4.退屈している

手にじゃれつく膝の上の猫

飼い主さんの服を噛んだり吸ったりする行動が猫ちゃんの「暇つぶし」になっている疑いもあります。室内で暮らす猫たちは飼い主さんが「遊び」を提供してあげないと刺激不足になりやすいです。特に1匹だけで他に同居猫がいない場合は、飼い主さんが留守の間には遊び相手もいないので退屈しやすくなります。

猫にとって「遊び」は運動不足の解消だけではなく、ドキドキしたりワクワクしたりといった心の刺激のためにも重要なものです。

  • 毎日遊びの時間を設けているか
  • ひとりで遊べるおもちゃがあるか
  • 外を観察できる場所はあるか

などを見直してみましょう。

まとめ

洋服の上にいる猫

私の愛猫のうち1匹は、私の服から飛び出ている糸に目がない子がいます。糸がタラーッと出てしまっている箇所があればすかさず匂いをチェックし、飛び出ている糸の歯ごたえを楽しみたがるのです。

他のおうちの猫ちゃんを見てみると、おっぱいを吸うようにチュウチュウ吸っていたり、服の袖をカミカミしたがる子も多くいます。本当の理由は猫ちゃんに聞いてみないと分かりませんが、考えられる理由にはストレスや退屈なども含まれています。

そのため猫ちゃんのストレスのサインであることも疑いながら原因を考えてみましょう。また飼い主さんの服を口でいじっているうちに、服の装飾品や大部分の布を喉に詰まらせないように気を付けることも重要です。

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