猫のオスとメスで性格や飼い方の違いはある?

猫のオスとメスで性格や飼い方の違いはある?

猫も個性がありますので、その子の性格は十猫十色。しかし性別の違いによる性格の傾向がありますので、愛猫の性別に合わせて大まかに読み解くことができるかもしれません。性格の違いは日頃の接し方にも繋がりますし、性別によってかかりやすい病気もあります。今回は「猫の性別の違い」に焦点を当てて、性格の違いやお世話の方法などを解説いたします。

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見た目の違い

猫の顔のアップ

オスは「ライオン系」

オス猫の見た目は、ネコ科動物で例えると「ライオン系」です。オス猫はメス猫と比べると大きく、手足が大きく太くガッシリとしています。鼻筋は太く目が離れて見える事が多く、ヒゲが生える部分である「ウィスカーパッド」が大きく肉厚です。

ウィスカーパッドが大きいため、口元がニンマリと笑っているように見える子が多いです。オス猫はケンカをする機会が多いので、相手に噛みつかれてもダメージが少ないように頬の肉も厚めになっています。そのためメスに比べると目が小さく見えやすいです。

メスは「チーター系」

メス猫の見た目はネコ科動物で例えると「チーター系」です。オス猫よりも身体が小さく、しなやかさを感じる印象の子が多いです。鼻筋は細くウィスカーパッドも小さめなので、オス猫と比べると目が大きくおちょぼ口に見えやすいです。猫の威厳とも言えるヒゲも、オス猫よりも控えめな子が多いですね。

性格の傾向

膝の上で眠るグレー白猫

オスは去勢手術で性格が一変しやすい

未去勢のオス猫は縄張り意識が強く、ケンカを売り買いすることも多いです。オス猫はメス猫の発情に誘発される仕組みになっているため、発情期のメス猫を感知すると攻撃的になることもあります。しかし去勢手術を受けると攻撃性が低くなり、子孫繁栄というプレッシャーから解放されて甘えん坊になる子が多くいます。

メス猫には「猫らしい子」が多い

自然界ではオス猫が自分の子猫に会うことはほぼありません。メス猫は子猫を授かった後で出産し、ひとりで守り育てていくというプレッシャーがあります。

そのためメス猫は警戒心が強く神経質な子が多いと言われています。ツンデレな感じや自立心が強いといった「猫らしさ」はメス猫の方が感じられやすいです。メス猫の場合は避妊手術の前後でオス猫ほどの性格の変化は見られませんが、発情期から子育てというプレッシャーから解放されるため穏やかさが増す子も多いです。

オス猫のお世話のポイント

ジャンプする猫

遊び方がパワフル

オス猫はメス猫よりも体力がありますので、やんちゃな子が多く遊び方がパワフルになりやすいところが特徴です。大きな身体で飛びかかってきたり強い力でじゃれてくると飼い主さんのケガに繋がりやすいので、やんちゃな子と遊ぶ時には充分に注意しましょう。

こまめに爪切りをしたり、乱暴にじゃれついてきたら遊びを止めるという接し方で楽しく安全に遊びましょう。

また身体が大きくてやんちゃな愛猫が全力疾走で家具の上を走り回ると、インテリアが落ちて壊れたり愛猫のケガの恐れもあります。猫ちゃんが遊ぶお部屋にはなるべく物を置かないというのも1つの対策となります。

飼い主に依存しやすい

オス猫はもともと独占欲が強く、去勢後のオス猫は甘えん坊になることが多いです。このことによってオス猫は飼い主さんへの依存に気を付けましょう。飼い主さんにすごく甘える時があっても、愛猫がひとりで過ごす時間があれば大丈夫です。

しかし飼い主さんの姿が見えなくなると落ち着きがなくなったり、四六時中べったりとしている様子は要注意です。近年では猫の分離不安症が増えているので、愛猫の自立心を育むような環境づくりが大切です。

オス猫がかかりやすい病気

オス猫の方がかかりやすいとされる病気には

  • 尿結石
  • 尿道閉塞
  • あごニキビ
  • スタッドテイル

などがあります。

尿結石や尿道閉塞といった「下部尿路疾患」や、あごニキビやスタッドテイルなどの皮膚トラブルを予防するケアを行うと安心です。尿結石は去勢手術後に起こしやすくなると言われているため、水を多く飲む工夫や尿結石をケアするフードを意識してみましょう。

メス猫のお世話のポイント

パソコン作業する女性と窓際の猫

しつこくかまわない

メス猫は避妊手術後もそれほど性格が変わるわけではないので、神経質で気分屋さんが多いという特徴があります。オス猫よりも猫らしい自立心が強い子が多いため、しつこくかまい過ぎるとストレスを与えたり信頼関係が崩れてしまう恐れがあります。

メスの猫ちゃんには執拗にかまい過ぎず、愛猫が自ら甘えてきた時に満足するまでかまってあげるという接し方が良いでしょう。

運動不足を解消する

自立心が強い子が多いメスの猫ちゃんは、ひとりでゆったりと眠っている時間が長くなりやすいです。ワンパクな子もオス猫に比べると少ないので、運動不足にならないように遊びの時間を設けてあげるようにしましょう。

メス猫の遊び方はオス猫よりも控えめなことが多いですが、おもちゃを目で追ってワクワクすることや負荷のかかりすぎない上下運動はとても大切です。

メス猫がかかりやすい病気

メス猫の方がかかりやすいとされる病気には

  • 乳腺腫瘍
  • 子宮蓄膿症
  • 膀胱炎

などがあります。猫の場合、乳腺腫瘍の80%以上が悪性であると言われています。乳腺腫瘍や子宮蓄膿症は避妊手術によってリスクを軽減することができますが、膀胱炎は避妊手術後に起こしやすくなると言われています。

まとめ

片手を上げてじゃれつく猫

我が家にはオス猫もメス猫もいますが、特に強く感じた違いは「子猫の頃の手の大きさ」でした。オス猫2匹はどちらも子猫の頃に保護したのですが、手の肉厚感を感じた時にオスかなと予想していました。

1匹は特に大きくなりやすい茶トラ男子ということもあり、今ではメス猫と並ぶと遠近感がおかしくなるくらい体格が違います。一方メスの猫は「正しく猫である」という感じで、例のごとくツンデレの気まぐれ女王様です。

猫のオスとメスでは性別による身体の構造だけでなく、体格や顔つきの違い、性格の違いなどのさまざまな違いがあります。その子の個性によって感じられにくい場合もありますが、遊び方や接し方、身体の違いによるなりやすい病気を意識してお世話してみてください。

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