猫が『嫌いだなぁ』と思っているもの6つ

猫が『嫌いだなぁ』と思っているもの6つ

飼い主さんに直接伝えることはできなくても、猫にも嫌いなものがあります。人間の日常的なものに、猫が怖がったり、警戒したりするんです。嫌な思い出とリンクしてしまうこともあります。猫が嫌いなものとはどんなものがあるのでしょうか。

1.大きな音が出るもの

掃除機を見る猫

猫は大きな音が苦手です。飼い主さんが日常的に使う掃除機やドライヤーなどを怖がる猫は多いのではないでしょうか。我が家の猫も掃除機が苦手で、スイッチを入れて大きな音が出るとケージに逃げて、終わるまで掃除機を監視しています。大きい音だけが嫌なのではなく、大きいものが動くのも嫌なのかもしれません。

また、花火の音、雷の音が苦手という猫もいます。大きな音に驚いて部屋の隅に隠れようとする、耳をペタンと伏せて不機嫌になってしまう、緊張で肉球に汗をかきながら我慢するなど、猫も苦労しているんです。

2.玄関チャイム

ドアに隠れている猫

のんびりとお昼寝をしていたのに突然チャイムが鳴ってびっくりする、チャイムがなると知らない人が自分の縄張りに入ってくるなど、玄関のチャイムは猫にとっていいことがあまりないのかもしれません。

我が家の猫もチャイムが鳴ると、素早く猫部屋へ逃げていきます。お客さんではなく家族が帰ってきたとわかると猫部屋から戻って来るんです。それを、後輩猫も覚えてしまい、チャイムが鳴ると猫がみんな逃げていくようになってしまいました。

3.シャンプー

シャンプーされている猫

体が濡れると体温を奪われてしまう、濡れるとなかなか乾かないといったことから、猫は本能的に濡れるのが嫌いです。なので、シャンプーを嫌がる猫は多いでしょう。また、シャワーの音が怖い、拘束されるのが嫌い、シャンプーが終わるとドライヤーをされるというのも、シャンプーが嫌いな理由なのかもしれません。

4.爪切り

つめを切られる猫

猫の爪切りをしようとすると察知して逃げる、爪切りを始めた途端に逃げようとするなど、猫の爪切りで苦労する飼い主さんは多いですよね。拘束されることが苦手、敏感な足を触られるのが嫌だ、というのが嫌いな理由です。また、猫によっては嫌がっているのに無理やり爪切りをされたなど嫌な思い出がある、爪切りをしようとする飼い主さんが怖いということも原因のようです。

5.ヘビに似た形のもの

キュウリを見る猫

猫にとってヘビは天敵です。ヘビを連想させるような細長いものに対して、本能的に警戒したり、見た瞬間にびっくりして飛び上がったりすることがあります。おもしろがって驚かせないようにしましょう。飼い主さんを信頼しなくなったり、飛び上がったときにケガをしてしまったりすることがあるからです。

6.酸っぱいニオイ、コーヒーのニオイ

コーヒーと子猫

猫はニオイに敏感です。柑橘類などの酸っぱいニオイは好きではありません。「うわぁ」と嫌そうな顔をして逃げたり、酸っぱいニオイのするものには近寄らなかったりします。コーヒーのニオイが嫌いな猫もいます。我が家の猫は、コップに入ったコーヒーを近づけると、トイレの後のように砂をかけるしぐさをします。「くさいから隠そう」と思っているようです。

まとめ

虎(トラ)

猫の嫌いなものをご紹介しました。音、濡れること、拘束されること、天敵、ニオイなどが原因のものを猫が嫌うことが多いです。中には全然嫌がらないという猫もいて、性格や今までの経験で嫌いなものが違うこともあります。愛猫が嫌いなものは何かチェックしてみてはいかがでしょう。

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