猫に服が必要なタイミングと着せる時の注意点

猫に服が必要なタイミングと着せる時の注意点

猫が服を着るととても可愛らしく、SNSなどにアップしている飼い主さんも多いです。でも猫にとって本当に必要なものなのでしょうか?どんなタイミングの時に着せるのが良いのか、また注意点を解説して行きます。

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記事の監修

北里大学獣医学科卒業。埼玉県内の動物病院で勤務医をしながら教育・研究にも携わっており、大学では『伴侶動物の鉄代謝』をテーマに研究しています。『猫は小さな犬ではない』という格言のもと、何よりも猫ちゃんの健康と福祉の向上を一番に考え、日々の診療に励んでおります。

術後など

術後服を着た猫

手術をした後やケガをして傷があるときなど、猫が気にして舐めてしまうことがあります。すると治るものも治らなくなってしまったり、口内細菌が原因でさらに悪化してしまったりと良いことがありません。

こんなときに服を着せると猫が傷口を舐めてしまうのを避けることができるのです。エリザベスカラーという手もありますが、動きが制限されるのでストレスに感じてしまう場合もあります。猫の性格によっては服を着せた方が良いかもしれません。

傷口保護のための術後服が販売されていますので、着心地の良さそうなものを選んであげましょう。飼い主さんが着なくなったTシャツやタイツ、タオルなどで自作することもできます。猫が動きやすい服を着せてあげてください。

保温

セーターを着て眠っている猫

寒さ対策に服を着せることで保温効果が望めます。ですが、ペットヒーターや暖房を効果的に使えば絶対に服が必要なわけではありません。逆に服を着せられることをストレスに感じてしまう猫もいます。

ただ、スフィンクスなどの被毛が極めて少ない猫種に関しては、気温が低いときは服を着せた方が良いでしょう。嫌がらないように子猫の頃から慣れさせてあげてください。スフィンクス用の服も販売されています。活発な彼らの動きを阻害しないものを選んであげましょう。

皮膚疾患がある場合

洋服を着てキャットタワーに乗っている猫

アレルギーや皮膚炎など皮膚に何らかのトラブルがある場合、気にして猫が舐めてしまうことが良くあります。舐めてしまうと治りにくくなってしまったり、悪化してしまったりするでしょう。それを防ぐために有効なのが猫用の服です。

皮膚に刺激が少ないように工夫されたアトピーや皮膚病用の服もあります。通常の服では余計に猫が気にしてしまう場合は購入を検討してみると良いでしょう。快適に過ごせるように考えてあげてください。

日光

サングラスをかけて赤い服を着ている猫

猫の皮膚は人間のよりもはるかに薄く、日焼けの影響を受けやすいです。特に白い被毛の部分は紫外線の防御力が弱いので、気をつけなければいけません。

服を着せることで日光過敏症の予防にもなると言われていますが、この病気は被毛の少ない顔や耳に発生しやすいので服では防ぐことができないこともあります。そう言った場合は窓にUVカットのシートを貼るなど対策をしてあげましょう。

体を舐めすぎてしまう場合

念入りに毛繕いをしている猫

猫が種々のストレスが原因で体を舐めすぎてしまう場合にも、服で防御することができます。しかし、服を着せて終わりではありません。どのようなことにストレスを感じているのか原因を突き止め、それを解消するようにしなければ、体を舐めすぎてしまうのは終わらないでしょう。ずっと服を着せ続けると、それが更なるストレスとなってしまうことも考えられますので、猫が快適に過ごすことができるようにしてあげてください。

まとめ

くー

猫に服を着せるのは、どうしても必要がある以外は避けた方が良いでしょう。ストレスを感じたり引っかかって事故の原因となったりする場合があるからです。服を着せる際は本当に必要なのかを考えてからにしてあげると良いでしょう。

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