コードやケーブル類で遊んでしまう

猫にとってコードやケーブル類は「噛み心地が良いおもちゃ」「紐みたいで虫のように見えるおもちゃ」と認識しやすい物といえます。
しかし、コードやケーブル類をかじらせてしまうと、感電や家事などの事故に繋がる恐れがあるため、事故を未然に防ぐ対策が必要です。
どのような対策をすれば効果的か、以下の項目で解説していきます。
1. コード用のカバーをつける

ホームセンターなどに行くと、コードやケーブルを保護するためのカバーが販売されています。
最近では、100円ショップなどでもコードのカバーが販売されているので「できるだけコストをかけずに対策したい」と考えている方にもおすすめできる方法です。
コードの長さに合わせてカットすることもでき、複数のコードをまとめることができる太いカバーもあるため、自宅のコードやケーブルの状態に合わせた商品を選ぶことが可能です。
2. 猫の手の届かない場所に配置する

そもそも猫の手が届かない場所にコードやケーブルを配置するのも有効な方法です。
猫が入れないくらい狭い隙間に配置をしたり、マットや絨毯の下にコードやケーブルを配置している飼い主さんもたくさんいます。
3. 噛み心地のよいおもちゃを与えてあげる

そもそも、なぜ猫はコードやケーブルを噛むのでしょうか。その理由のひとつとして「歯がむずがゆい、噛んで遊べるおもちゃを欲しがっている」といった事が挙げられます。
特に歯が生え変わる子猫の時期は、抜けかけている歯にむずがゆさを感じて、固い物や弾力のある物を噛んでしまう傾向にあるのです。
なので、コードやケーブルではなく、噛んでもよい猫用のおもちゃなどを与えて、猫のストレスを解消させてあげるのも有効な対策といえます。
4. 猫の嫌いなにおいをふりまく

においに対して敏感に反応する猫の場合は、コードやケーブルに猫が嫌がるにおいを撒いておくのも有効です。
ミントやハーブ、柑橘系、香水、酸っぱいにおいなどを嫌う猫は多いです。また、猫よけ用品として「猫を近寄らせないスプレー」なども販売されています。
そのようなにおいをコードやケーブルの付近に撒いておくことにより、嫌がって近寄らなくなる猫もいます。
まとめ

猫に向かって、人間の言葉で「コードやケーブルをかじってはダメ!」と説明してもなかなか理解してもらえません。
なので、猫がコードやケーブルを噛まないための対策を、飼い主さんのほうで考えてあげるのが解決の近道といえるでしょう。