手足が傷だらけに…
猫ちゃんを飼っていると思わぬ事で引っかかれたりすることで、傷がついてしまうことがあると思います。猫ちゃんが怒って引っ掻いてしまうこともあれば、悪気はなくても踏ん張ったら飼い主さんの柔らかな皮膚の上だったなんてこともあります。
そんな人はいないと思いますが、猫ちゃんのことを頭ごなしに怒ってはいけません。「◯◯をしたから怒られた」と理由が分かるように叱りましょう。また、そもそも傷を受けないようにする予防法や万が一受けてしまった時の対処法を、今回はまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
1. 猫ちゃんの爪を切る
時間が経過するにつれて、猫ちゃんの爪は伸びてゆきます。そしてこの伸びた爪こそが非常に飼い主さんの傷に繋がりやすいのです。いつもならなんてことのない接触でも、爪が伸びているだけで攻撃力が上がってしまいます。
猫ちゃんは自分の爪が伸びていることをあまり考えずに、いつもの力で日常の動作をしますので結果飼い主さんに傷をつけてしまうことになることがあります。猫ちゃんによっては爪切りが苦手な子もいると思いますが、お互いケガから守るためにもやっておきましょう。
どうしても難しい時は、動物病院でもやってくれますので頼りましょう。
2. 流水でしっかりと洗う
もし、うっかり傷を負ってしまった場合には、すぐに流水で患部を洗い流すよう心がけてください。猫ちゃんに限らず動物には人間にはない菌を持っています。
猫ちゃんは自分の体内にある「免疫」により悪いウイルス等が入っても問題がないようになっていますが、人間の体ではそうはいかない細菌やウイルスがあります。大きな病気につながる可能性もありますので、まずは菌を体に入れないように心がけることが大切です。
3. 病院へ行く
引っかかれた場所が「赤く腫れる」「痛みが強い」といった症状が出ているようであれば、病院へ行くことも検討して下さい。たかがペットからの傷と甘くみてはいけません。「猫ひっかき病」と言った感染症にかかる可能性があります。
皮膚科や形成外科、もしくは整形外科など受けた傷によって受診する科は変わりますので、相談できる総合病院がオススメです。また応急処置を自分で行なっても、治るまで傷が気になる方や長時間がかかっているなどの場合も早めの受診を検討しましょう。
まとめ
猫ちゃんと暮らしているとどうしても傷がつきやすい面はあるのですが、たかが小さな傷と油断しないようにしましょう。
思わぬ傷が大きな感染症を引き起こす可能性があります。自分の家の近くに相談できる動物病院と飼い主さんのための病院を探しておきましょう。いざという時には迅速な動きができるよう準備をしておきましょう。