猫に金属は毒?誤飲や誤食してしまったときの対処法3つ

猫に金属は毒?誤飲や誤食してしまったときの対処法3つ

猫が飲み込んでしまいそうな金属類は周りにあふれています。万が一飲み込んでしまった時はどうしたら良いのでしょうか。対応策を考えてみたいと思います。

302view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫に金属は危険です!

ペアの指輪

人間の生活には金属が多く存在しています。中でも水銀、鉛、銅、鉄、アンチモンなどは危険性の高い金属です。昔ながらの体温計に入っている水銀、10円硬貨に含まれる銅、アンチモンの含まれている輪ゴムやプラスチックも身近にあり、誤飲しやすい代表格と言ってよいでしょう。

貧血対策に服用している人間用の鉄剤を猫がうっかり飲んでしまうなどのケースも考えられます。その他ボタン電池、一円硬貨、ピアスやネックレスなどの貴金属、ヘアピン、裁縫の針やホッチキスの芯、安全ピン、アルミホイル、首輪の鈴、釘などなど、猫が形状として飲み込みやすい金属製品は多くあります。

1. ダメと言わない

ゴムを前にして座っている猫

口に含んだ瞬間に思わず「ダメ!」と言ってしまうと、ビックリして猫が飲み込んでしまう危険性があります。口に入った状態ならおもちゃやおやつを見せて気を引くなどして、飲む前に口からペッと出してもらいましょう。

2. 口の中にあれば取り出す

猫の口を無理やり開ける人の手

吐き出さなくても口に含んでいるならば、猫を保定し動かないようにします。そしてピンセットなどで口の中から取り出してしまいましょう。

ただし、縫い針や安全ピン、ホッチキスの芯、ヘアピンなど尖った物を飲み込んだときは口の中を傷つけてしまう危険性があるので無理をしてはいけません。

3. 飲み込んでしまったときは

病院で獣医師に診察されている猫

急いで獣医師に電話をして「ぐったりしている」「えづいている」「呼吸が苦しそう」「フードを食べたくても食べられない」など、症状を話し対応を仰ぎましょう。

特に変わった症状が見られなくても、飲み込むところを目撃したならば必ず動物病院に連絡して指示を仰いでください。

病院ではレントゲンなどの検査、吐き出させる、内視鏡で取り出す、もしくは開腹手術など異物を取り出す処置が施されます。早めの対応で猫を危険から救いましょう。

物を部屋に出さない!

ソファーの上で仰向けになって寝る猫

猫に食べちゃダメ、飲んじゃダメと言っても思い通りに言うことは聞いてもらえません。人間の生活には猫が好む小さな物や光る物が多く、特に金属は誤飲しやすいと考えていただいた方が良いでしょう。

目に見えるものを猫の前から片付けるだけでも、誤飲や誤食を限りなく防ぐことができます。猫の興味を引いてしまうものを家の中に出しっぱなしにしないように普段から気を付けましょう。

まとめ

元気が無くてぐったりした様子の猫

猫に金属は毒?誤飲や誤食してしまったときの対処法3つについてお伝えいたしました。

どの金属は大丈夫で、この金属は問題などと判断するのではなく、食べ物以外は基本的に誤飲する対象になると考えましょう。特に猫だけで留守をさせるときは注意して猫を危険から守ってくださいね。

スポンサーリンク