1.逆さにして吐き出させる

喉に物を詰まらせて苦しそうにしていて、のどに詰まったものが口の中からは見えない場合、猫ちゃんの後ろ脚を両方持ち逆さにして吐き出させます。猫ちゃんの頭が下に来るように逆さにしながら背中を強めに叩いたり、猫ちゃんの下半身をもって頭を下にして上げ下げしてみます。
背中を10回ほど叩いても出てこない場合は至急病院へ行きましょう。
2.指でつまんで取り出す

口の中から詰まった物が見えている場合
猫ちゃんの口の中から喉に詰まった物が見えている場合、直接指でつまんで取り出します。猫ちゃんはパニック状態で暴れるかもしれないので、2名で行った方が良いでしょう。1名が猫ちゃんが暴れないように保定する係、もう1名が取り出す係です。
噛まれないように注意しながら取り出す
取り出す係の方は、まず片方の手で猫ちゃんの頭をつかみ、上を向かせるように頭を反らせます。そして、もう片方の手の中指を猫ちゃんの口に入れて開きます。口に入れた方の手の親指と人差し指で詰まった物をつまんで取り出します。
この方法でうまくいかない場合は、何か厚みのあるものを左か右どちらかの口に噛ませて、口が開いた状態を作り取り出します。
間違って押し込まないように注意してください。
この時、可能なら猫ちゃんの舌を引っ張りながら取り出すとスムーズですが、猫ちゃんに噛まれないように注意して行ってください。
無理に吐かせるのは危険

無理に吐かせるとかえって危険な物
喉に詰まってしまった物の形状によっては、無理に吐かせようとすると粘膜を傷付けてしまったり、余計に詰まらせて窒息してしまう危険性もあります。
- 尖ったもの
- 大きい物
- 薬品類
などは自己流で吐かせるのは危険です。
「いつ・何を・どのくらい誤飲したか」を事前連絡するとスムーズ
とにかく一刻も早く病院で処置を受けることが最優先ですので、無理そうだと思ったら応急処置を中断して病院へ急ぎましょう。事前に病院へ電話をしておくと正しい応急処置の方法を教えてもらえたり、「いつ・何を・どのくらい誤飲したか」を伝えておくと病院へ着いてからの診察がスムーズになる場合があります。
パニックで暴れる場合は

猫ちゃんがパニックになり、暴れて処置ができない場合は二次的なケガにも繋がりますので、処置を行う場合はできるだけ猫ちゃんに落ち着いてもらうようにします。
- 猫ちゃんをタオルで包む
- 洗濯ネットを使う
など、猫ちゃんの身体を覆うと落ち着きやすくなります。
まとめ

猫ちゃんが誤飲して喉に物を詰まらせてしまった時は、窒息の危険がありますので迅速な応急処置が必要です。
喉に詰まっているものが口の中から見えない場合は、猫ちゃんを逆さにして揺らしたり背中を叩いて吐かせてみましょう。口の中から詰まっているものが見えている場合は、可能なら1名がしっかり猫ちゃんを保定し、もう1名が指でつまんで取り出してみましょう。
喉に詰まった物の形状によっては、無理に吐き出させない方が良い場合もあります。飼い主さんも慌ててしまう状況では正しい処置が行えず、猫ちゃんもパニックを起こしやすくなります。
応急処置に不安がある場合はまず動物病院に電話し、その際に応急処置について説明を受けましょう。