猫が『ごめんね』と思っているときの仕草4つ

猫が『ごめんね』と思っているときの仕草4つ

猫を叱ったとき、猫が理解しているのかわからないときがあります。しかし、猫なりに「ごめんね」や「反省」などの仕草を見せていることもあるようなのです。どんな仕草で示しているのかご紹介します。

1. 体を小さくする

姿勢を低くして上目遣いをする猫

猫が飼い主さんに叱られた後、いつもよりも小さく見えることがあります。足の裏を床につけた座り方で、体を小さくしているのは、怖いと感じるとき、逃げたいと思っているときの姿勢です。

飼い主さんを怖いと思う、つまり反省のような気持ちでいるということでしょう。耳をたおして体を低くすることもあります。こちらも、弱気になっていて反省を意味しているしぐさです。

2. 目を合わせない

目をそらしている猫

飼い主さんに叱られているときに、猫が目を合わせてくれないことがあります。人間同士であれば、叱られているのに目を合わそうとしないと、さらに叱られてしまう場合がありますが、猫のルールはちょっと違うんです。

猫が目を合わせないのは敵意がないことを示していて、反対に目をじっと見つめるのはケンカのきっかけになってしまうこともあります。飼い主さんに叱られている猫が目をそらしたら、気まずいと思っていたり、反抗するつもりがないと示していたりするんです。

3. 毛づくろい、あくび、ストレッチ

目を閉じてあくびをする茶白の猫

毛づくろいをしたり、あくびをしたり、反省しているとは思えない行動ですよね。実はこれらの猫の行動は、緊張をほぐそうとしている、気持ちを落ち着けようとしているときにする行動でもあるんです。

飼い主さんに叱られ、飼い主さんが怒っていることを猫がわかっているからしています。反省していないように見えますが、猫はちゃんとわかっているので、そっとしておきましょう。

4. スリスリする、飼い主さんをなめる

人の指をなめる黒猫

猫が体を擦り付けたり、ペロペロとなめたりしてきたら、ごめんねを伝えていると思っていいのかもしれません。ストレートな愛情表現ですよね。

猫が飼い主さんを強めに噛んでしまった後に、すぐに噛んだところをペロペロとなめてくれることがありますが、「あ!強く噛んじゃった!ごめんね」と猫が言っているようですよね。しかし、噛んだ後にすぐになめるのは味見をしているとも言われています。それでも、スリスリやなめてくれるのはかわいいので許しちゃいますよね。

まとめ

ポンちゃん

どんなにかわいい猫でもいたずらをしたり、困ったことをしたりして叱るときがありますよね。猫を叱っても効果はあまり期待できないこともありますが、猫なりに反省している仕草をすることもあるんです。

小さくなる、毛づくろいをする、体を擦り付けるなどがそうです。普段よりも控えめな行動に見えることもあります。しかし、実際のところ、ツンデレで気まぐれと言われる猫が本当に「ごめんね」と思っているのかわかりにくい場合もあります。

愛猫を観察して、どんな「ごめんね」の仕草をしているのか、またその後の行動などを見比べてみるとおもしろいかもしれませんね。

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