ひんやりマットの種類
- ジェルタイプ
- 大理石タイプ
- 冷感素材の布タイプ
- アルミタイプ
猫は気温の変化にとても敏感な動物。そのため、快適な温度の場所を求めて移動を繰り返します。「なぜそんな所に?」と驚くこともあるかもしれません。飼い主さんは、猫が快適に過ごせる居場所を用意してあげることが大切なのです。
現在売られている「ひんやりマット」には様々な種類があります。どれも触ると「ひんやり」と冷たさを感じられ、猫の体温を下げるのに役立ちます。素材によっては猫が好まないこともあります。いくつか試してお気に入りを見つけてあげましょう。
ひんやりマットがオススメな理由
1. 猫は体温調節が人より苦手
猫には汗を分泌する汗腺が肉球にしかありません。そのため、暑い夏でも汗をかいて体温を下げることができないのです。
仰向けになって毛がうすく熱を放散しやすいお腹を出したり、毛繕いをして毛に付着した唾液が蒸散したりすることでも放熱をしていますが、あまりにも気温と湿度が高い状態では放熱が起きにくく、熱中症になってしまう可能性があります。
冷房で室温をコントロールすることも必要ですが、ひんやりマットを併せて使うことで、猫が自分でより涼しい環境を選ぶことができ、暑い夏でもより快適に過ごせるようになるのです。
2. 猫は人間よりも暑いと感じやすい
先ほど説明しましたように、猫は人間のように上手に熱を逃がすことができません。そのため、人間が「暑い」と感じているとき、猫は「すごく暑い」と感じているようです。
室温を下げるだけではなく、必要に応じてひんやりマットで体から熱が逃げやすくしてあげると、効率よく暑さを和らげてあげられるでしょう。
3. 無駄に動かずに寝ていることが多い
猫はもともと、狩りに必要なエネルギーを蓄えておくために必要な時以外はじっとして過ごしています。暑い時期に動くことはより体力を消耗するため、昼間はより休んでいる時間が多くなるかもしれません。
ひんやりした玄関の床や、洗面所で眠っている光景を見ることがありますよね。そんな猫が休む時にひんやりマットがあると、より快適に過ごせるようになるでしょう。
4. 留守の間も安心
ひんやりマットは、置いて猫がその上で過ごすだけで体を冷やす効果を得られるため、電気も水も必要ありません。飼い主さんが留守にしている間も事故が起きる心配もなく、しかも経済的です。
まとめ
今日のねこちゃんより:モンチ♀ / 1歳 / ブリティッシュショートヘア / 3.5kg
いかがでしたか?ひんやりマットをオススメな理由についてご紹介しました。
大きさや素材に意外にもこだわりを持つのが猫。せっかく買ってきても一回も使ってもらえなかった…。という残念な結果になるかもしれません。
しかし、暑い夏から猫の体を守れるのは飼い主さんしかいません。万全すぎるくらいの暑さ対策で、今年も愛する猫と一緒に暑い夏を乗り切りましょう!