どんなストレス解消法がNGなの?
猫にとってストレス解消は必要ではありますが、やり方を間違ってしまうと結果的に猫にとって良くない影響が起きることもあるのです。一体どのようなストレス解消法が良くないのか、さっそく見ていきましょう。
1. 外に出してストレス解消させる
猫を外飼いして、外で遊ばせることによってストレス解消をさせている飼い主さんもいると思いますが、あまりおすすめできません。
猫を外に出してしまうと、交通事故や他の猫との喧嘩。心ない人からの虐待、ご近所さんとのトラブル(他人の家に勝手に侵入する等)といった、あらゆるリスクがたくさん出てきてしまうからです。また、避妊手術前のメス猫の場合は望まぬ妊娠をしてしまう恐れもあります。
猫は基本的に、完全室内飼いできる生き物なので、猫を飼うのであれば室内飼いする方向で考えてみましょう。
2. 危険のあるおもちゃで遊ばせる
おもちゃで遊ばせてストレス解消させること自体は問題ありません。ただ、なかには「猫に危害を与える可能性のあるおもちゃ」もあるので、おもちゃ選びはとても重要です。
輪ゴムやビー玉のような小さな物で遊ばせてしまうと、猫が誤って飲み込んでしまう可能性もあるのでおすすめできません。また、紙袋やビニール袋におもちゃを入れて遊ばせる場合は、必ず袋の紐をなくした状態で遊ばせましょう。
遊んでいるうちに袋の紐が首や手足に絡まってしまい、そのせいで猫が驚いて大暴れすることもあります。そうなってしまうと非常に危険なので、袋の紐には注意が必要です。
3. おやつやまたたびを過剰に与える
猫にとって大好きなおもちゃやまたたびはとても魅力的なもの。しかし、猫がしつこくほしがるからといって、おやつやまたたびを過剰に与えてしまうのは危険です。おやつの与えすぎは肥満の原因になることもありますし、またたびの与えすぎは体調不良を起こしたり、ひどくなると呼吸困難を起こしたりすることもあるのです。
可愛いので、ついたくさん与えたくなってしまう気持ちはとてもよく分かりますが、くれぐれも与えすぎには注意をしましょう。
まとめ
猫のストレスを解消させてあげる時は、できるだけ猫にとってリスクの低い方法をとってあげるのが好ましいです。安心できる環境を猫に提供し、ストレス発散させてあげましょう。