シャンプーをするべき猫の特徴3選!どのくらいの頻度でやるべき?正しい方法は?

シャンプーをするべき猫の特徴3選!どのくらいの頻度でやるべき?正しい方法は?

猫を飼い始めたばかりだったり、普段猫をシャンプーする機会が少ないと「どのくらいの頻度でシャンプーするべきなのだろう?」と疑問に思うこともあるのではないでしょうか。今回はそんな飼い主さんに向けた「シャンプーするべき猫の特徴」や「シャンプーの頻度」を紹介していきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

どんな状態になったらシャンプーすべき?

お風呂上がりの猫

猫はきれい好きな生き物であるため、日頃からこまめに毛づくろいをして、全身を清潔に保っています。

しかし、どんなにきれい好きな猫でも「シャンプーしたほうがよいタイミング」もあるのです。一体どのような時に猫をシャンプーすべきなのか、詳しく紹介していきましょう。

1. 排泄物で思いっきり汚れてしまっている

お風呂上がりの猫

通常、猫は排泄後も毛づくろいを行うため、排泄するたびに飼い主さんが猫のおしりを拭かなくても清潔な状態を保てます。

ただし、下痢をしてしまって、その便が猫の毛に付着してしまうこともあるため、排泄物で毛が汚れていたら、濡れたティッシュなどで拭き取ってあげましょう。

それでも、排泄物が綺麗にとれない場合や、派手に汚してしまった場合はシャンプーをしてあげることをおすすめします。

2. 外を出歩いて汚れてしまっている

お風呂上がりの猫

このご時世、猫を外飼いをしている飼い主さんは少ないと思いますが「猫が外に逃げ出してしまい汚れて帰ってきた」「庭や玄関で遊んでたせいで汚れてしまった」という状況になる猫はきっといるはず。

そのような時はシャンプーをしてあげて、全身を綺麗にしてあげましょう。単なる汚れだけでなく、寄生虫の一部も一緒に洗い流すことができるため、外に出てしまったらシャンプーすることをおすすめします。

3. ノミやダニがついている

お風呂上がりの猫

猫にとってノミやダニは天敵です。外に出したことがない猫でも、カーペットや布団、玄関先などでノミやダニをもらってしまうこともあります。

なので、ノミやダニが付着してしまった場合は、ノミ・ダニ対策用のシャンプーで洗ってあげましょう。

洗うだけでは落ち切らないノミ・マダニもいますので、シャンプーしても必ず予防薬を塗布しましょう。

猫はどのくらいの頻度でシャンプーすべき?

お風呂場にいる猫

猫は「〇年に〇回シャンプーしないといけない」といった決まりはなく、先述したような状況になったら必要に応じてシャンプーをするのが好ましいです。猫を飼っていると汚れが気になる状況にも出くわすと思うので、そのタイミングで洗ってあげましょう。

ただし、長毛種の猫の場合は毛がからまりやすく、ブラッシングだけでは綺麗にならない時もあるので、必要であれば月1回程度シャンプーしてあげるのもよいでしょう。

まとめ

ふく

猫は濡れることを嫌う傾向にあるため、シャンプーが苦手な子もたくさんいます。そのため、不必要にシャンプーしてしまうと猫にとって大きなストレスになってしまうこともあるため注意しましょう。

シャンプーの回数は必要最低限に抑えて、基本的にはブラッシングや毛繕いで清潔さを保ってもらうのが好ましいです。

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