猫はなぜイタズラするの?その心理を徹底解説

飼い主さんの邪魔をする、高い所に置いてある物を落とす…など、猫によっては「飼い主さんが困ってしまうイタズラ」をする子もいます。
一体なぜ猫はこのようなイタズラをするのかご存じでしょうか。まずはよくある「猫がイタズラをする心理」について紹介していきましょう。
1. 構ってほしいから

猫は、飼い主さんの気を引くためにわざと飼い主さんが困るイタズラをすることがあります。イタズラをすることによって、飼い主さんの注目を集めようと思っているのでしょう。
人間でも好きな子にわざとイタズラをすることってありますよね。それと同じで、猫も飼い主さんのことが好きだからこそ、イタズラに走ってしまうのでしょう。
2. 邪魔なものがあると感じたから

猫のお気に入りの場所や通り道などに飼い主さんの物が置いてあった場合、邪魔だから物を倒したり、踏んづけたりすることがあります。
飼い主さんにとっては大切な物でも、猫にとっては「ただの邪魔な物」として扱われるため、物を壊してしまうこともあるのです。
3. ストレス発散をしたいから

ストレスを発散するために家具をバリバリと引っ掻いたり、物を壊したりする子もいます。また、ストレス発散のために家の中で走り回っていたら、誤って物を壊してしまったというのもよくあるケースです。
4. おもちゃに見えたから

細いひも状の物や、コロコロと転がるボールなど、猫用おもちゃに似た物を見つけると遊んでイタズラしてしまう猫もいます。
また、飼い主さんの手や足の動きが虫や小動物のように見えて、思わず飛びついて引っ掻いてしまうパターンもあるようです。
どんな対処をするのが正しい?

猫は基本的にしつけをするのが犬に比べると難しいと言われることもあります。なかには、素直に飼い主さんのいうことを聞く子もいますが、言葉で「ダメ」と叱っても全く理解しない猫もたくさんいるのです。
なので、猫のイタズラを止めたいのであれば、イタズラをされないように先手を打つのがおすすめです。「猫に触られたくない物は、猫の手が届かない場所にしまっておく」「猫のストレスが溜まっているようであれば、おもちゃで遊んであげる」など、イタズラされる前に対処してみましょう。
また、猫は大きな音を嫌う傾向にあります。なので、猫がいきなり嚙みついてきたり、立ち入ってほしくない場所に猫が侵入したりしたときは、わざと大声で「やめて!」と言ったり、拍手をしたりするなども効果的です。「このイタズラをすると大きな音がして嫌だから、イタズラはやめておこう」と学習してもらうのが狙いです。
ただ、しつこく何回も大きな音を立ててしまうと。かえって猫のストレスになってしまうこともあるため、やりすぎには注意しましょう。
まとめ

猫は悪気があってイタズラをしているわけではありません。なので、猫にイタズラをされて困った場合は、感情任せに怒るのではなく、確実にイタズラされないための対策を練りましょう。