猫に絶対NGな『首輪』5選!こんな首輪は買うべきではない!

猫に絶対NGな『首輪』5選!こんな首輪は買うべきではない!

迷子札を付けておける首輪。猫の命を守る上で大切なものですが、きちんと選ばないと逆に負担をかけてしまうことがあります。どんな首輪は買うべきではないのか、チェックして行きましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1. セーフティー装置が付いていない

首輪を付けられる猫

猫は狭い場所を通ったり、狭い場所に無理やり入ったりすることがあります。その際、万が一首輪が引っかかってしまったら大変です。最悪の場合、首吊り状態になってしまうでしょう。

セーフティー装置が付いていれば、そんな危機を乗り越えることができます。ある一定の力が加わると外れるようになっているからです。万が一に備えて、セーフティー装置がないものは購入しない方が良いでしょう。

猫はどこに入り込むか分かりません。「ウチの子は大丈夫」と思っても、不測の事態が起きる可能性はゼロではないのです。首輪によって猫に危険が及ばないようにしてあげましょう。

2. 猫の動きを阻害する

花に囲まれる猫

首輪には様々なデザインのものがあります。シンプルなものがあれば、たくさんの飾り付きのものも。可愛いデザインの首輪を付けさせたい、と思うことは多いかもしれませんが、猫の動きを阻害してしまうようなものは避けた方が良いでしょう。

毎日ジャンプしたり、狭い場所に入り込んだりして活発に活動しています。首輪によって自由に動けなければ、ストレスを溜めてしまうでしょう。選ぶ際には動きやすいものを選んであげましょう。

3. サイズが合ってない

りりしい猫

サイズが合っていないと、様々な面で危険です。小さければ苦しい思いをするでしょうし、大きすぎても外れてしまったり、たすき掛けやさるぐつわ状態などになってしまいます。

首輪をした時、飼い主さんの指が1~2本入るくらいの余裕があるサイズがちょうど良いです。購入の際には猫の首周りに合ったものを選んであげてください。

4. 鈴付き

首輪を付けた猫

鈴付きの首輪は多いのですが、猫によっては向かないこともあるようです。移動する度に音が鳴ると、それだけでストレスになってしまうことがあります。筆者も以前鈴付きの首輪を付けたことがありますが、鈴の音に驚いて挙動不審になっていました。

付いていると猫の場所が分かって、飼い主さんとしては便利なのですが、避けた方が良い猫もいます。筆者はいったん鈴付きの首輪を愛猫に着けるのはやめましたが、慣れれば意外と大丈夫だということに気がつきました。

全く平気な猫もいますので、全ての猫が無理というわけではありません。首輪から鈴を外すことができるタイプのものなら、いったん着けてみて無理そうだったら鈴だけ外しましょう。

5. 固い素材のもの

固そうな首輪

固い素材の首輪は猫が負担に感じると共に、首周辺の被毛がハゲてしまう可能性があります。やはり可哀想です。負担をかけないような、柔らかい素材の首輪の方が適しているでしょう。ハゲてしまうのを防ぐこともできます。

まとめ

かわいい首輪の猫

数多くある首輪だからこそ、その選び方は慎重にしたいもの。ご紹介したポイントを踏まえて選択してみてください。

きっと愛猫にぴったりのものが見つかるはずです。安心して付けられる首輪を探してあげてください。

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