1. 猫のペースを乱す
猫が寝ているのに強く撫でたり、抱き上げたりすると嫌がる猫は多いでしょう。猫は基本的に構ってほしければ側に寄ってきます。やたらと飼い主がスキンシップを行い過ぎると、猫のペースが乱されてしまって猫には好かれないこともあるでしょう。
同じように大きな音を常日頃から出していたり、しょっちゅう模様替えを行うのも、猫の気持ちが落ち着かなくなる飼い主の習慣です。
2. すぐに怒ってしまう
猫に限らず誰でも、怒りっぽい人と暮らすのは嫌ですよね。猫の行動に腹を立てて怒ると猫は恐怖や不安を感じてしまいます。そして猫に対する事以外でもイライラが習慣になっている人は、猫が警戒、萎縮してしまうかもしれませんのでやめましょう。
3. 来客の多い家
刺激の全く無い生活もあまりよくありませんが、しょっちゅう来客があるのも猫の性格によっては負担です。知らない人が来ると隠れてしまうような警戒心の強い猫がいる場合は、自宅へ人を招くのではなく飼い主自身が訪ねていくことが出来ないか考えてみても良いかもしれません。
4. 猫の写真を多くとる
フラッシュを嫌がる猫は多くいます。また、何をしていてもずっとついて来られスマホやカメラを向けられるのは、猫にとってストレスとなるかもしれません。可愛いからと、あまりにもずっと猫を被写体にして写真撮影を行う習慣はやめましょう。ほどほどにしてあげてくださいね。
5. しつこく猫のお手入れをする
猫のお手入れは大変に大切ですが、抱っこをしたまま長時間拘束するのは嫌がる猫が多いです。1回に長時間かけるのではなく、少ない時間でちょこちょこタイミングを見計らってお世話してあげましょう。数分が限度で猫が嫌がった時点で終了です。
6. キツい匂いが漂う家
猫は嗅覚が鋭いので、人間にとって強いなと感じる臭いは猫にとってはそれ以上に強い香りになります。喫煙をする、香水を付ける、強い香りの柔軟剤が好きなどの習慣は止めた方がいいかもしれません。アロマオイル、エッセンシャルオイルは猫に健康被害を及ぼす可能性が指摘されていますので、控えた方が無難でしょう。
まとめ
猫が嫌がる飼い主の『生活習慣』6つについてお伝えいたしました。猫との暮らしも、「ペットを飼う」から「家族の一員」へと様変わりしてきました。
飼い主の思う通りに、猫には我慢をさせる生活をしているとしたら、それは猫の福祉を軽視した考え方となります。現在は、猫や犬と暮らす場合、人間が猫や犬の本来の生態や気持ちを尊重する時代です。猫への悪しき飼い主の習慣には、実は我々人間にとっても直すべき事が多くあり、それをやめることは一石二鳥となります!