1. 迷子札をつける
ちょっとしたスキに猫が脱走してしまうことは良くあります。そんな時「迷子札」をつけていれば…と後悔してしまうかもしれません。今何かしらの天災が起きてどこかへ逃げてしまう可能性もあるのです。万が一に備えて迷子札はつけておきましょう。
マイクロチップという方法もあります。業者が販売する猫への装着が義務化されることもあり、今後愛猫に埋め込む飼い主さんが増えるかもしれません。ただ健康面や販売価格の上昇、チップ詐欺などが懸念されています。
愛猫が家から出てしまったことを考えて、最低でも迷子札だけはつけてあげると良いでしょう。脱走してから後悔しても時既に遅しです。
2. 要求を聞く
猫が要求をしてきた時、全てを受け入れることはないのですが。ネットで話題になっていたお話に、こんなものがあります。小さな頃から一緒に育った猫がある日、膝に乗ろうとしてきたところ、学生服に毛がつくからとキツく拒否してしまった飼い主さん。その日は妙にイライラしていたそうです。
以降家族の誰の膝にも乗らなくなってしまった猫。そしていよいよ臨終に日がやってきます。最後の力を振り絞って死の直前、飼い主さんの膝に乗りたいといってきたのです。以前拒否されてからずっとず〜〜っと我慢していたのでしょう。念願の膝に乗れて幸せそうな猫。その翌日、静かに旅立っていったそうです。
猫は死を予感するといつもと違う行動に出ることがあります。例えばやけに甘えてきたり大声で泣いたり。それをうるさいと拒否してしまったら、とても後悔することになるかもしれません。
3. 事故防止対策
完全室内飼いだから事故に遭わないと思っていませんか?もしそうならそれは大きな誤解です。家の中でも事故に遭うことは十分あり得ます。お風呂で溺れてしまう、ドアに挟まれてしまう、高いところからの落下など意外と危険に溢れているのです。
留守番中はもちろん、飼い主さん在宅中でも事故が起きないとは限りません。お風呂のドアはしっかりと閉める、猫を誤って挟まないようにするなど十分に対策していきましょう。
4. 体調の変化に気づく
猫は体調が悪いのを隠してしまう動物です。野生の世界では弱っているのが分かると狙われてしまうからです。ですから飼い主さんが中々異常に気づけないのも無理はないのですが…。
なるべく毎日猫の様子を良く観察して、おかしなところはないか確認するようにしましょう。定期健診を受けるのも有効です。
5. 脱走防止策
猫が脱走しないよう防止することも大事です。夏に網戸だけにしておくと自ら開けて出ていってしまうことがあります。ロックをかけるなどして開けられないようにしておきましょう。
飼い主さん帰宅時に玄関のドアから脱走してしまうことも。外出前に猫がいる部屋のドアは閉めておくと防止になります。
不妊手術をしていない猫の場合、発情期になると相手を求める衝動で網戸を破って脱走してしまうことも。繁殖を考えていない場合は、手術を受けてもらうと防止策になります。
まとめ
猫と楽しく暮らしていく以上は、考えられる事態を想定して対策していくことが大切です。なるべく後悔はしたくないですよね。後で頭を抱えることのないよう、できる限りのことはしていきましょう!