飼い主さんに対して冷めてしまう瞬間もある!

普段甘えん坊な猫ちゃんでも、飼い主さんに対していきなり冷たい態度をとることはあります。一体どのような理由で猫は飼い主さんに対して冷めてしまうのか。よくある理由をいくつか挙げながら紹介していきます。
「信頼関係はできているはずなのに、なんで急に冷めてしまったのだろう…」といった経験をしたことがある人はぜひ参考にしてみてください。
1. 甘えたいのに構ってくれない時

猫は甘えたい気分の時には、さまざまなサインでアピールしてくる傾向にあります。なかにはシャイで行動に出さない子もいますが。
「ニャーン」といった高い声でアピールしたり、からだをスリスリをこすりつけてきたり、飼い主さんのあとをついて回ったりといった”甘えたいサイン”を出しているのにも関わらず、飼い主さんがそれを無視してしまった場合、猫はいじけてしまい、冷たい態度を示すことがあるのです。
「押してダメなら引いてみる」といった言葉もあるように、猫はアピールしてみてダメだったら、そっけない態度をとって飼い主さんの気を引こうとする子も多いのです。
2. 飼い主さんから嫌なにおいがする時

飼い主さんから嫌なにおいがする場合、猫は飼い主さんを避ける傾向にあります。人間にとっての嫌なにおいと、猫にとっての嫌なにおいは異なるというのをご存じでしょうか。
香水や柔軟剤の強いにおい、柑橘系やミント系のにおいやお酢のような酸っぱいにおいなどは、”猫から避けられやすいにおい”といえます。
「なんだか嫌なにおいがするから逃げるぞ~」と猫が逃げていった姿を見て、猫にそっけない態度をとられてしまった…と思ってしまう人は多いようです。
3. 猫が嫌がる場所に連れていこうとした時

お風呂場や動物病院など、猫が嫌がる場所に無理やり連れていってしまった場合、猫が飼い主さんに対して冷めてしまうことがあります。
猫を長年飼っていると、必要に応じてお風呂や動物病院などに連れていかないといけない瞬間も出てきてしまうので、ある程度は仕方ないといえるでしょう。
しかし、日頃から信頼関係を築いていれば、いつの間にか機嫌を直してくれるケースも多々あるので、猫との信頼関係を築いておくのは重要です。
4. なんとなく気分が乗らない時

猫は気まぐれな生き物なので、なんとなくそっけない態度をとりたくなる時もあるようです。さっきまでものすごく甘えていたのに、急に冷たくなってしまう…といったことはよくあることなのです。
しばらくしたら、また気分が変わって甘えてくる可能性も大いにあるので、めげずに猫との信頼関係を築くように努力してみましょう。
まとめ

猫は飼い主さんに対して冷めてしまうこともありますが、しばらくすれば何事もなかったかのように甘えてくるケースは多々あります。
猫が冷めてしまう原因を改善したり、時間の経過によって解決するケースがほとんどなので、前向きに猫との関係を築いていってみてください。