最近は遺骨を埋葬しない家庭が多い
亡くなってしまった愛猫ちゃん、それでも気持ちの整理がつかなくてずっと一緒にいたいと願っている飼い主さんは、とてもたくさんいらっしゃいます。最近のご家庭では遺骨を家に置いておき、仏壇などを作って自宅で供養している飼い主さんが多くなっています。
中には愛猫ちゃんの遺骨を細かく砕き、カプセル状のペンダントに入れて肌身離さず身に着けている飼い主さんもいらっしゃいます。
愛猫ちゃんを自宅で供養することで、亡くなってしまった悲しみなどの気持ちの整理をする時間を作り、また新たな一歩を踏み出すというのも良いかも知れませんね。
法律で遺骨を埋葬する義務はない
法律では、亡くなって火葬した後のペットの遺骨を埋葬しなければならないなどの義務はありません。なので、亡くなってしまった猫ちゃんの遺骨を埋葬しないことは、飼い主さん自身が選択できるのです。
四十九日が過ぎてから、または一周忌が過ぎてからペット霊園などに納める飼い主さんもいらっしゃいますが、愛する猫ちゃんが亡くなっても一緒にいたい飼い主さんは、遺骨をそのまま自宅で供養してあげるという選択肢を選ぶことも自由なのです。
自宅で遺骨を手元供養することで、まだ愛猫ちゃんがそばにいてくれる、と感じる飼い主さんはとても多いのです。
もし散骨したい場合は場所に注意
中には遺骨を愛猫ちゃんの好きだった場所などに散骨したい、という飼い主さんもおられるでしょう。亡くなってしまった猫ちゃんが元保護猫ちゃんだったら、出会った場所に…と考える飼い主さんもおられるかも知れません。
ですが、散骨をしたい場合は、必ずその土地を管理するところに許可を取らなければならないので、飼い主さんの独断で勝手に散骨することはできません。土地によっては散骨を禁止している場所もありますので、いくら思い出の場所であっても無断でしてはいけませんよ。
まとめ
ずっと家族として暮らしてきた愛猫ちゃんが亡くなってしまうということは、飼い主さんにとってはとても辛くて悲しいことでしょう。なかなか気持ちの整理がつくものではありません。遺骨を埋葬しなければならない、という法律はありませんので、手元で供養してあげるということが可能です。
愛猫ちゃんの遺骨を手元で供養してあげることで、亡くなった愛猫ちゃんを感じることができるのであれば、きっと天国の愛猫ちゃんも喜ぶかも知れませんね。