邪魔猫の誘惑
猫ちゃんも飼い主さんが大好きなあまり、つい飼い主さんの作業を邪魔してしまうことがあります。もっと私を構って!」のアピールですので、飼い主さんとしてもなかなか邪険にできないところがあると思われます。そしてそのアピールの仕方も猫ちゃん独自のポーズや誘い方なので、さらに魅了してくれることでしょう。
今回はそんな猫ちゃんが、よく飼い主さんを誘惑してきやすいタイミングについて調べてみました。知っていると、愛猫のまだ見たことない仕草に出会えるかもしれません。
1. 遊んでほしいとき
飼い主さんがPC作業や本を読んでいると、猫ちゃんは遊んでほしいアピールをしてきます。猫ちゃんにとって飼い主さんと遊ぶ時間は喜ばしいものなのですが、そんな飼い主さんが画面や紙と長時間にらめっこしている姿を見ると「そんなじっとしている時間があるなら、私と遊んでよ」という気分になるのです。
飼い主さんとしては大事な作業時間であるとは思いますが、そんなときこそ猫ちゃんは誘惑してきます。遊べるときは遊んで、だめなときは潔く「まだだよ」「だめ」と言ってあげてください。断る際に猫ちゃんのアピールも強くなってくると思われますが、途中で心が折れて遊びに付き合ってはいけません。
猫ちゃんも「強く頼めばいける」と勘違いして覚えてしまうので、言葉で「だめ」と言ってあげましょう。猫ちゃんの知能なら、その言葉も覚えてくれます。
2. お腹がすいたとき
猫ちゃんにとって食べることは本能であり、空腹は我慢ができないものです。いつものご飯の時間に正確に催促してくると思われますが、そんなときも誘惑してきます。飼い主さんに頭突きをして催促したり、「にゃー」と鳴いて時間を知らせてくれたりします。
しかし、筆者の愛猫は知ってか知らずかご飯の時間はいつも同じなのに、毎回30分前に催促してきます。食いしん坊な性格だからというのもあるかもしれませんが、それぐらい猫ちゃんは食への執念があります。
あわよくば早めにご飯を食べたいという狙いも透けてみえるのですが、飼い主さんはしっかりと時間通りにあげましょう。上記と同じで「強くお願いをすれば、ご飯は早めにもらえる」という感覚が猫ちゃんに残ってしまいます。
3. 眠たいとき
お昼寝するときに飼い主さんの側で寝たがる子もいます。もしくは飼い主さんが見える範囲内で自分のお気に入りの場所を陣取って寝ようとする子もいます。飼い主さんが見えることで安心するためと考えられますが、性格によっては飼い主さんの目の前で丸くなり、うとうととし始める子もいます。
普段とは違いリラックスした姿を見せて「撫でて」と誘惑してきますので、このときは優しく撫でてあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:モカ♂ / 4歳 / キジトラ / 4kg
飼い主さんの都合に関係なく、猫ちゃんは自分の要求を通したいときに飼い主さんを誘惑してきます。飼い主さんも愛猫をしっかりと見極めて、誘いにのるべきか断るべきを見極めましょう。