猫が撫でられて嬉しい部位ベスト5
猫は過度なスキンシップを好みません。でも、撫でてほしくないわけではありません。実は、撫でられると嬉しいポイントがあります。
ここでは、撫でてあげると喜んでくれる部位ベスト5をご紹介いたします。
1位 ほっぺた
猫がすり寄ってくるときは甘えのサインです。このスリスリに合わせて頬を撫でてあげると喜びます。頬を撫でるときは自然と手も下のほうに位置するため、撫でられる猫も抵抗が少ないといえます。
2位 顎の下
顎の下も頬と同様に抵抗感が少ない部位です。優しくかくように撫でてあげると喜んでくれる猫もいます。更に、手を出すと顎を乗せてくれることもあります。
顎には時々「顎ニキビ」が発生することがあります。顎を撫でさせてくれる場合はさり気なくブツブツとした感触がないか確かめるようにしましょう。
顎ニキビは湿らせたコットンで優しく拭き取ることで改善することもありますが、頻度が多い場合は一度病院で診てもらいましょう。
3位 おでこから耳にかけて
額や耳の後ろは舌で直接毛繕いができません。成猫は前足で顔を洗うように手入れをしますが、子猫時代にはお母さんが手入れをしてくれていました。
このように、自分では思うように毛繕いができない部位は撫でてあげると気持ちよく感じてくれます。額から耳の後ろ、更に後頭部にかけて優しく撫でてあげましょう。
4位 背中
顔周りに比べるとやや劣るものの、背中も比較的撫でると喜ぶ部位です。背中の場合は、額や後頭部を撫でた延長で撫でると抵抗が少ないでしょう。
背中を撫でている最中は、しっぽの動きに注目してみましょう。ピーンと立っていればご機嫌の証です。しかし、バタンバタンと床に叩きつける仕草が見られる場合には中断しましょう。これは、やめてほしいという訴えになります。
5位 お尻ポンポン
お尻や腰周辺には神経が集まっています。そこを軽くトントンと叩くことで程よい刺激になり、心地よいと感じる猫がいます。叩く強さにはそれぞれ好みがあります。とはいえ強く叩きすぎてはいけません。
お尻ポンポンは皆が喜ぶ部位とは限りません。中には全く反応しない猫や、逆に興奮しすぎてしまう猫もいます。試してみるのは構いませんが、愛猫が好まない場合は控えるようにしましょう。
猫を撫でるのはタイミングも大切!
愛猫が日頃好んで撫でさせてくれる部位でも、常に喜んでくれるわけではありません。そこが猫の難しいところです。猫を撫でるときに最も重要なのは「タイミング」です。
特に猫のほうから寄ってきて、スリスリしてくれているときが撫でやすいタイミングです。これは、猫自身がスキンシップを求めているからです。
逆に夢中で遊んでいるときや、食事中は嫌がってしまう可能性が高いでしょう。部位とともにタイミングも意識してみてください。
まとめ
今日のねこちゃんより:王雅♂ / 1歳 / ノルウェージャンフォレストキャット / 4.7kg
撫でてほしいと望む部位には個体差があります。ここで紹介した部位を好まない猫もいるでしょう。逆に、あまり好まないといわれている腹部や肉球などに触れるとうっとりする猫もいます。
スキンシップは愛情を伝えるうえでとても大切なことです。愛猫が喜ぶ部位を見つけて楽しんでください。