「ネコと和解せよ」とは
「ネコと和解せよ」とは、特に東北地方に多く見られる「キリスト看板」と言われるモノを画像処理したものです。元々は、宮城県を拠点としている「聖書配布協力会」が許可を得て街中に掲げている看板ですが、その中の「神と和解せよ」と言う看板の「神」の文字を「ネコ」に加工し、ネットなどにアップしている人がいます。
黒地に白や黄色い文字で聖書などのキリスト教に関連する言葉が書かれたキリスト看板には独特の雰囲気があるので、「ちょっと怖い」と言う意見がある一方で、看板が放つオーラには犯罪の抑止力があるのでは、と言われています。
「神」を「ネコ」に加工するのは、その威圧感を好まない人が行っているのでは、と言われていますが、実物の看板に手を加えるのはさすがに畏れ多いので、画像処理に止まっていると言う噂もあります。それでも敬虔な信者の方からすると拒否感を示す方もいらっしゃるでしょうが、「ネコと和解せよ」の言葉がステッカーやTシャツなどのグッズになるなど、確実な広まりをみせています!
どうしたら「ネコと和解」できるのか?
「ネコと和解」するには、どうしたら良いのでしょうか?
まず第1段階として、元々の「神と和解せよ」の意味を考えてみましょう。この言葉は聖書の一節にあります。要約すると、神に対して罪深き人間が、イエス・キリストの犠牲により罪を赦された、という内容です。
ここから照らし合わせると、ネコに対して罪深き私たち人間は、イエス・ニャンストの犠牲によって罪を赦されなければいけません。そうしなければ、「ネコと和解」はできないのです!と言うのは冗談ですが、愛猫と和解するにはとりあえず、鰹節辺りを用意しましょうか?
実際にネコと和解した人の話
野良猫観察を行っていたある男性は、近所にいるキジトラ(オス)と仲良しでした。すっかり慣れていたそのネコは、顔を合わせれば男性にナデナデして貰っていました。そんな平和な毎日に終止符を打ったのは、男性がキジトラを捕獲し、去勢手術を受けさせた事です。
手術以来キジトラは、男性が近づくと警戒して、逃げるようになってしまいました。あれ程慣れていたのに、よほど手術が嫌で、怖かったのでしょう。好物のマタタビをあげようと試みても、一目散に逃げてしまいます。
それでも男性は諦めませんでした。好みのおもちゃを手にしながら、キジトラに近づきます。ある時、キジトラが男性の近くに寄り、目配せをしました。「これは?」と思った男性はキジトラに近づきます。思った通り、キジトラは逃げずに男性に体を触らせることを許してくれたのです。見事にネコと和解できた瞬間でした。
去勢手術から実に半年が経っていました。一度失ったネコとの信頼関係を取り戻すには、それなりに時間がかかると言うことですね!もし、ご自身の罪深さからネコと仲違いをしてしまった場合、早めに和解をした方が良いかもしれません。その際は、ネコ好みの捧げ物を忘れずに!
「ネコと和解せよ」以外のキリスト看板
「ネコと和解せよ」以外にも、キリスト看板のネコバージョンはたくさんあります。その一部をご紹介致します♪
- ネコの国は近づいた
- 初めにネコと天と地を造られた
- イエスキリストは唯一のネコ
- ネコへの態度を悔い改めよ
- ネコは心を見る
- ネコの正しいさばきの日は近い
- 永遠のネコ、イエスキリスト
- ネコを恐れる人はさいわい
- ネコを恐れ給え
- ネコは言っている ここで死ぬ定めではないと
- 私生活もネコは見ている
- ネコを認めよ
さすがおネコ様と言わんばかりの敬れ具合です(笑)。確かに普段愛猫を見ていると、神のような偉大さを感じることはありますからね・・・やはり神の化身なのかもしれません。
まとめ
この「ネコと和解せよ」は誰が始めたのか分かりませんが、ちょっとした社会現象と言えるかもしれません。キリスト教のある教会がネコの日に、ツイッターで「ネコと和解せよ」看板を投稿していた事もあります。「ネコと和解せよ」現象は、ジワジワと、しかし確実に来ています!
20代 女性 うみか
元気になってから、元いた場所に戻したあとはたいてい、逃げられてしまいます!しかし、それに屈せずに頑張っています。
ある日、見たことのない猫ちゃんが路地で出産を終えたところでした。お世話をする様子がないので半日したあとに子猫ちゃんを保護しました。母猫はシャーと言っていましたが、保護できませんでした。毎日、母猫の世話をしようと声をかけ続けましたら、半年くらい経ったくらいに急にみている前でご飯を食べ始めて触ることができました。その数日後には母猫も保護することに成功して、いまは実家で幸せに過ごしています。私も猫ちゃんと和解できて嬉しかったです。