飼い主に感謝の気持ちを伝える?死を悟った猫の3つの行動

飼い主に感謝の気持ちを伝える?死を悟った猫の3つの行動

「虫の知らせ」という言葉があるように、猫も自身の命が終わる時期を察すると言われています。猫が旅立つ前には、いつもとは違う行動が見られることもあるようです。今回は、猫が自身の死を悟ったかのような行動について解説いたします。

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1.元気を取り戻す

舌を出すキジトラ猫

回復したのかな?と思うほど元気になる

「今思えば、あれは最期の時間を過ごすためだったのかも」と思うほど、愛猫の最期の時間には「いきなり元気になる」という時間があるようです。愛猫の体調が悪化して、もうダメかもしれない…と覚悟した矢先に、愛猫が自分で立ち上がれるようになったり、ごはんを食べられるようになったりして持ち直すことがあります。

最期の時間は回復と悪化の波が見られることが多い

猫の最期までの時間には、悪化と回復の波が見られることが多々あります。これは猫に限らず、犬や人間にも見られることもあります。人間の場合、この「いきなり元気を取り戻す」という現象は「中治り」と言われています。実際には確実に死へと時間が進んでいますので、いきなり治ったわけではありません。

「中治り」は「仲直り」と同じ発音のため、元気を取り戻したこの時間の中で仲直りをしておくべき、と言われているのです。猫の場合も同じく、この「中治り」の時間は「エンジェルタイム」とも呼ばれ、猫ちゃんが最後に振り絞ってくれた元気をしっかり受け止めて、有意義に過ごすことが大切であるという考えが広まっています。

2.甘えん坊になる

膝の上の猫

猫は自分の体調をよく理解している

猫は野性味を強く残した動物ですので、自分の体調を自分自身でよく理解しています。だからこそ体調不良になると、とても不安を感じるようです。そのため、命が終わる前にはとても甘えてくる猫ちゃんが多いと言われています。飼い主という存在は猫にとって「母猫」という立場であることが多いため、自身の不安感を和らげようとして甘えん坊になると考えられます。

飼い主さんの「いつも通り」が安心

「自分はもう死んでしまうかもしれない」と感じたら、みなさんはどんな気持ちになるでしょうか?「もうやり残したことはない!」とキッパリ理解できる方は少数で、不安や恐怖でいっぱいになってしまう方が多いと思います。

猫も同じように、生き物としての生存本能によって死への恐怖があると考えられます。そんな時、飼い主さんが一緒になってオロオロしてしまうと、猫ちゃんはもっと不安になってしまいます。猫ちゃんが最期の時間に甘えん坊になったとしても、飼い主さんは「いつも通りに」甘えを受け止めてあげてください。飼い主さんがドーンと構えていることで、猫ちゃんはとても安心できるのです。

3.大きな声で鳴く

布団の上で鳴く猫

お別れが近いと教えてくれるかのように

「愛猫が死んでしまう前に頻繁に鳴いていた」という経験がある方は多くいます。猫にも「認知症」がありますので、老猫ちゃんの場合には認知症の症状である可能性もあります。そして、体調不良による不安感の表われとして鳴いている可能性もあります。「今思えば、最期にあいさつしてくれていたのかも」と感じた飼い主さんも多くいます。

「いつもと違う」行動を受け取ってあげよう

猫ちゃんの旅立ちを覚悟した時には「いつもと違う行動」をしっかり受け取ってあげることが重要です。

  • いきなり元気になった
  • いきなり甘えん坊になった
  • いきなり鳴き声を上げるようになった

このように、今までとは違う行動を見せた時には、お別れが近付いている可能性が考えられます。これは猫ちゃん自身も、自分の体調を知っているためと考えられます。自分の半身のような存在の猫ちゃんを見送ることは大変辛く悲しいことですが、残された時間を有意義に過ごすためにも「いつもと違う行動」を察知してあげることが重要です。

まとめ

此方を見上げて鳴く猫

愛猫を見送る時のことを想像するだけで胸が千切れそうになります。しかし、もし最期の時間を知ることができたのなら、愛猫に最後の最後まで「愛している」を伝えたいと強く思います。

猫の最期までの行動には、今までしなかったような行動が見られることが多く、それは猫自身が教えてくれた残り時間でもあります。猫も、犬も、人間も、生きとし生けるものの時間は有限です。猫が最期に用意してくれた時間を有意義なものにして、たくさんの「ありがとう」を伝えたいですね。

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