1.暑い
私たち人間は暑いときに汗をかいて体を冷やそうとしますが、実は猫も汗をかくんです。ですが、足の裏の肉球というとても小さな部分だけです。
夏の暑いときに猫の肉球を触ってみると湿っている場合があります。しかし、猫の肉球の汗には、人間のように体を冷やす効果はあまり期待できないとされています。
ちなみに猫が体を冷やすための行動は、毛づくろいや口呼吸です。唾液が蒸発したときの気化熱で体温を下げますが、猫が口呼吸をしていたら熱中症の可能性があります。
2.緊張
猫が肉球に汗をかくのは主に緊張が原因です。驚いたとき、怖いとき、焦ったとき、怒ったときなどです。猫の性格にもよりますが、よく分かるのは動物病院に行ったときではないでしょうか。
キャリーバッグに入る、車や電車などで移動する、診察台に乗るなど普段しないことをたくさん経験するため、緊張から肉球に汗をかいていることがあるんです。我が家の猫も初めて動物病院に行ったときに、診察台が足跡で濡れるほど肉球に汗をかいていたことがあります。キャリーバッグの中でおしっこをしてしまったのかと思ったほどでした。
また、高い場所など落ちないように注意して歩かなければならないような場所を歩くときにも、肉球が湿っている場合があります。落ちないようにと緊張していることや、滑り止めのために肉球に汗をかいているのでしょう。
3.興奮
獲物を狙っているとき、遊びに夢中になっているときなど、猫は興奮しているときに肉球に汗をかくことがあります。
我が家の猫も遊び盛りの頃は、お気に入りのおもちゃを与えると、一人で激しく遊び始め、肉球に汗をかいていました。汗で濡れた肉球で走り回るので、フローリングには肉球の跡がはっきりと見えていました。
成猫になった今も、遊びに夢中になると肉球がしっとりしていて、おもちゃを気に入ってくれたんだ、楽しく遊んでいるんだなと言うのが分かります。
まとめ
今日のねこちゃんより:ぺーた / ♂ / チンチラペルシャ / 2.5kg
猫の肉球は、猫のかわいいポイントの一つですよね。ぷにぷにしたさわり心地ですが、汗をかいているときがあります。猫が肉球に汗をかくのは、暑いとき、緊張しているとき、興奮してるときです。
主に緊張で肉球に汗をかくことが多いです。動物病院を訪れたときや、車に乗ったときなど、普段と違う状況のときに肉球を触って見ると分かりやすいかもしれません。
猫が肉球に汗をかいているのを見つけたら、そのときの猫の気持ちを知ることができますね。