猫の世界にも一応上下関係はある!

犬の世界はご存じの方も多いように「縦社会」です。飼い主さんのことをボスと認めて指示に従ったりします。
それでは、猫の世界ではどうなのでしょうか。結論からいうと、猫の世界でも一応上下関係はあります。特に、野良猫の世界では縄張りごとに「ボス猫」が存在することが多く、ボス猫の存在を認めている猫は、ボス猫のことを怒らせたり、逆らったりするようなことはしない傾向にあります。
ただ、ボス猫以外の猫に関しては「みんな立場は平等」という考え方をもっています。そのため、猫によって立場が微妙に異なる…ということはないようです。
ボス猫になる基準は何?

ボス猫になる明確な基準というものは存在しませんが、やはり周りの猫たちから慕われる要素が必要になってくるため、喧嘩が強かったり、メス猫へ積極的にアタックしたり、縄張り意識が強い猫がボスとして君臨する傾向にあるようです。
また、全てのボス猫に当てはまるわけではありませんが、ボスとして君臨する猫は、顔が比較的大きい傾向にあることも分かっています。なぜ顔の大きい猫がボス猫になりやすいのか詳しい理由は不明ですが、恐らく顔が大きいと、様々な猫を威嚇しやすいのかもしれませんね。
飼い主さんに対しては「同じ立場」と思っていることも…

「ボス猫以外の猫は、同じ立場と思っている」と先述しましたが、その考え方は飼い主さんに対しても適用される傾向にあります。飼い主さんはボス猫とはまた異なる存在であるため、猫の中では「飼い主さんは自分と同等の立場」と思っているのです。
そのため、犬のようにしつけようとしても「立場が同じだから言うことを聞かなくていい」と思われてしまう傾向にあるのです。「猫はしつけができない生き物」といわれるのは、このような猫の習性が関係しているのでしょうね。
ただ、ごはんを与えてくれたり、トイレを綺麗にしてくれたり、遊んでくれたり…といった欲求を叶えてくれる存在であることは認めているため、飼い主さんに対してお願いしたり、甘えたりすることは往々にしてあります。そのため、飼い猫にとって飼い主さんは「親のような存在」に近いといえるでしょう。
まとめ

今日のねこちゃんより:つうさん / ♂ / 10歳 / キジトラ / 4kg
猫の世界では、ボス猫が最も権力をもっている存在であり、ボス猫以外の猫は、ボス猫を最優先にして動くという掟があります。
しかし、それ以外の猫や、飼い猫さんに対しては「立場が一緒」と思っているため、かなり自由気ままな態度を見せることも多いのです。
このような猫の考え方を把握したうえで猫と接すれば、さらにコミュニケーションをとりやすくなるため、猫と仲良くなりたい人は覚えておくとよいでしょう。