猫がファンヒーターの前を独占!気をつけるべきこと5つ

猫がファンヒーターの前を独占!気をつけるべきこと5つ

暖かい場所の大好きな猫はファンヒーターの前も気に入るようです。お腹を触って猫の身体の熱さにびっくりしてしまう飼い主さんも少なくありません。ファンヒーターを猫のために使うときは何に注意したら良いのでしょうか?

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1. 脱水症状に注意

ぐったりした猫

人間の身体にも起こりますが、ファンヒーターは急激に猫の体内の水分を奪っていきます。ほぼ3時間ほどで停止するファンヒーターが多いようですが、同じ体勢で数時間眠っている場合は寝ている猫をヒーターから離しておく方がよいでしょう。そして猫へまめに給水させるようにしてくださいね。

2. 火傷に注意

ヒーターの前に座る猫

猫の被毛は皮膚を保護する役目があるので、暑さを感じる前に被毛が焼けるという可能性があります。ファンヒーターで猫の被毛が焼けても困りますが、皮膚まで影響があっては大変です。近すぎないように猫の位置をファンヒーターのそばからずらした方が良いです。特に短毛の猫は気を付けた方がよいでしょう。

3. 飼い主のいる場所で使用

ストーブの前に女性と一緒にいる猫

ファンヒーターの前を陣取る猫の様子を確認する必要があるので、飼い主のいない場所でファンヒーターを使用しない方が良いでしょう。少しでも異変があるときはスイッチを切れるようにしてくださいね。

4. 換気に注意

ドアから覗く猫

猫は快適な場所を見つける天才と言われています。人間が寒いので部屋のドアを閉めるのは猫にとって移動ができないのでよくありませんし、締め切った部屋でファンヒーターを使い続ける場合は換気にも注意しなければなりません。寒いかもしれませんがドアは猫が移動できる大きさで開けておきましょう。

5. ストーブへの興味

ファンヒーターのまえの猫

好奇心旺盛な猫は、ファンヒーターのスイッチをいじってしまう可能性があります。そしてファンヒーターの上は、熱を帯びてあたたかくなっているので猫が寝てしまうかもしれません。後ろのファンも危ないので、ヒーター自体に興味を持ってしまう猫のいる家庭では、ファンヒーターは使わない方が良いでしょう。

まとめ

のあ

猫がファンヒーターの前を独占!気をつけるべきこと5つについてお伝え致しました。猫はこたつで丸くなるという童謡の歌詞がありましたね。ファンヒーターの前を陣取る猫は本当に可愛いのですが、猫の健康を考えると長時間は止めた方がよいかもしれません。ファンヒーターより気持ちのよく暖かい場所を用意してあげたいですね。

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