何か企んでいない?
猫ちゃんがなかなかいたずらを辞めてくれなくても、なんとなくこれからしようとしているなと感じるサインがあります。猫ちゃんは頭の良い生き物ですので、飼い主さんが見ていない隙や油断しているときにいたずらをしようとしたり、好奇心に負けて普段行ってはいけないと言われて分かっている場所に入っていこうとします。
飼い主さんはぜひ今回の記事を参考にして、事前にいたずらを食い止めて下さい。何度かダメと教えることで猫ちゃんは理解しますので、根競べが必要です。
1. 鳴いて伝える
猫ちゃんが強い意志をもって飼い主さんにおねだりしたいときに、「にゃーん」と鳴いて飼い主さんにアピールします。主にご飯がほしい、おやつがほしいという場面が多いです。
その他あそんでほしかったりするときもあるのですが、共通しているのがしつこく鳴くという部分です。飼い主さんが無視していると「あれ?聞こえてないのかな?」と思い、さらに大きめに何度も鳴くという猫ちゃんもいるくらいです。飼い主さんも根気強く無視してください。
まだご飯の時間ではないのに鳴き声に負けてあげてしまうと、猫ちゃんは「鳴けばもらえる」と思い込みさらにしつこく鳴くようになります。鳴いても「だめなものはだめ」と強い意志ではねのけましょう。
2. こっそり覗いている
多頭飼いしている猫ちゃんたちに見られることが多いのですが、一匹の猫ちゃんがご飯を食べていると横取りするタイミングを伺いながらじーっと覗いていたりします。また猫パンチを食らわせようと別の猫ちゃんを遠方からじーっとみることで動き出すタイミングを見計らっていたりと、猫ちゃんは虎視眈々と狙います。
こっそりスマートにミッションを達成しようとする子が多いので、飼い主さんも少し観察してみて下さい。大きな喧嘩になることは少ないと思いますが、実際に観察してみると猫ちゃんの動きは案外分かりやすかったりします。
3. 扉や窓に執着する
いわば「脱走」に一度でも成功を経験した猫ちゃんだと、それからずっと扉が開いていたりすると近寄っていきまた脱走しようとします。好奇心から扉の向こうの世界に興味をもち、隙あれば行こうとします。飼い主さんがうっかり扉や窓を開けっぱなしにする瞬間を狙っていますので注意して下さい。
普段から窓や扉に視線を走らせて、近づいてい開けようとする仕草が見られるようでしたら常習犯だと思っていいです。脱走は事故やケガのもとにもなりますので、飼い主さんとしてしっかりときをつけなければいけない部分でもあります。
まとめ
今日のねこちゃんより:あんこ / ♀ / 7歳 / スコティッシュフォールド / 4kg
猫ちゃんの観察さえしっかりと行っていれば、割と分かりやすい部分も多いかと思います。「癖」になっている猫ちゃんがほとんどですので、先回りして防ぐように飼い主さんは心がけましょう。