戸惑う
猫は匂いで様々な判断をしていますが、おもちゃを洗濯してその匂いが消えてしまうと、「あれ、見たことある気がするけど、何だろう?もしかして、お気に入りのおもちゃかな?でも匂いがしないな〜」と、戸惑ってしまうようです。
とは言え、おもちゃを清潔に保つためには仕方のないことです。洗濯後のおもちゃに、猫の匂いがついた毛布などをこすりつけて匂いを移すと、自分のものだと思ってまた、遊び始めるかもしれません。
でも、戸惑って頭の中がハテナマークでいっぱいの猫も、可愛いものです。おもちゃを洗濯した後の猫の反応が、楽しみになりそうです。
新しいおもちゃだと思う
洗濯して匂いが変わってしまうと、新しい見知らぬおもちゃだと思う可能性もあります。猫はしばらく見ていないおもちゃを新しいものだと思うことがありますので、もし久しぶりに見てしかも匂いが違っているのであればきっと、「わ〜い!!新しいおもちゃだ」と喜ぶことも考えられます。
猫がおもちゃに飽きてしまったときは、洗濯してみるのも一つの手ですね。可能なら洗濯して、しばらく猫の目に触れないところに、隠しておくと良いでしょう。より新鮮味が増して、新しいおもちゃを買わずとも喜んでそんでくれるかもしれません。
ス・ルー…?
洗濯で匂いが変わってしまうと自分のものと認識できず、スルーする可能性もありますね。突如として消えてしまったおもちゃを探し回るなんてこともあるかもしれません。
ちょっと可哀想な気がしますが、おもちゃの清潔感を保つためには仕方ありません。洗濯で匂いが消えてしまったら、猫の匂いを上書きしてあげましょう。
おもちゃを救おうとする
洗われているおもちゃを見て、救いだそうとすることも考えられます。洗濯後に干してあるおもちゃを見て取り返そうとするかもしれません。
「大切なおもちゃに、何するにゃ!」と怒り心頭に発して、飼い主さんを攻撃する…ことはさすがにないですかね。でも洗われていつもと違う様子のおもちゃを見て、不思議に感じることはあるかもですね。
嫌がる
洗濯の際匂いが強めな洗剤などを使うと、おもちゃに匂いがついてしまいます。猫はそういった匂いを嫌う傾向にありますので、変わり果てた匂いになったおもちゃを、嫌がってしまうかも…。猫のおもちゃは、無香料の洗剤で洗うのをオススメします。
猫の安全を考えれば、界面活性剤の入っていないものを使う方が良いでしょう。重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどは、万が一猫の体に入っても安全なのでお湯に溶かしておもちゃをつけおきして、洗濯しましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:もちまる / ♂ / ラグドール / 1.2kg
猫のためを思っておもちゃを洗濯しても、必ずしも猫が喜ぶとは限らないようです。とは言え、おもちゃを清潔に保ってあげるのは大切ですので、匂いや安全面に気をつけて、洗濯してあげてくださいね!