1. 飼い主さんがおもちゃを動かす
やはり、信頼している飼い主さんがおもちゃを動かしてそれに猫が飛びついて遊ぶのは喜ぶことでしょう。絆が深まって、猫との生活にも良い影響を与えます。猫が夢中になる動かし方。例えば、物陰に隠してコソコソ動かしたり空中に浮かせたりして動かすと、猫の目がランランと輝いて楽しく過ごせるでしょう。
飼い主さんがたくさん遊んでくれるなら室内にずっといたとしても、退屈しないのではないでしょうか?できれば毎日、5分でも良いので遊んであげると良いですね。子猫の頃はエンドレスで遊びたがる場合がありますが、成猫になるとある程度遊ぶと、満足することが多いようです。少しだけ時間を取って、遊んであげてください。
2. キャットタワーなどの高低差
猫は上下運動を好みます。高いところに登り降りできる場所を、作ってあげましょう。猫の体格に合ったキャットタワーがあると退屈しないでしょう。ただ、必ずしもキャットタワーがなくても家具を高さの順番で並べておけばれでもOKです。要は猫が上下運動できる場所があればそれで良いのです。
時には、「そんなトコ?」と言うような場所に登ってしまうかもしれません。好奇心旺盛な猫は、なんとか高い場所に登ろうと試みます。ケガをしないように、気をつけてあげましょう。
3. 電動式おもちゃ
飼い主さんにどうしても時間がない時は、電動で動く猫用のおもちゃもオススメです。たくさんの種類がありますので、猫の好みに合いそうなおもちゃを用意してあげましょう。
この手のおもちゃは、たとえ猫の食いつきが良くても動きが単調な為、そのうち猫が飽きてしまうのが難点です。子猫はそれでも夢中で遊ぶかもしれませんが、成猫になると動きが読めるようになってしまうので動かしても無反応…なんて場合も。
いくつか用意しておき、飽きたら隠して別のおもちゃを出し、またそれに飽きたら別のを出して、とやっていくといつまでも新鮮な気持ちで遊べるかもしれません。しばらく隠しておくと猫が忘れていて、まるで新しいおもちゃのように遊ぶので、一度猫が飽きたおもちゃは隠しておくと良いでしょう。
4. おやつ探し
おやつを数カ所に隠しておき、猫がそれを探すゲームを仕掛けてはいかがでしょうか?または、おやつをおもちゃの中に入れて猫が転がしてそれを出すと言うものもあります。
いつも食べ物が簡単に手に入ってしまうと、猫も張り合いがないでしょうから、たまには中々食べられないと言う状況を作ってあげると適度な刺激となるでしょう。飼い主さんが隠した場所を忘れて、数年後に干からびたおやつが出てきたと言うのは避けたいですが。
5. 同居猫
どうしても猫が退屈するようだったら、相性の良さそうな猫を新たに迎えるのも良いでしょう。組み合わせによっては難しい場合もありますので、慎重に進める必要がありますが、仲良しになってくれれば退屈しのぎの良いお相手になります。
できれば子猫同士、メス同士の方がうまく行きやすいです。オス猫はナワバリ意識が強いので、中々打ち解けられない可能性がありますが、新しく迎えるのが子猫やメス猫の場合、比較的受け入れてくれやすいかもしれません。
こればかりは猫同士の相性がありますので、なんとも言えない部分ではあるのですが、飼い主さんが焦らず、ゆっくりと慣れさせていくと、最初はいがみあっていても数年後にはべったり仲良しに…と言うこともあります。飼い主さんが落ち着いて行動するのが大切です。
まとめ
今日のねこちゃんより:コハク丸 / ♂ / 1歳 / スコティッシュフォールド / 4.5kg
室内でのんびり暮らしている猫はほぼ、野生を忘れたかのように行動しますが、遊び出すとその真価を発揮します。助走のないハイジャンプ、ダッシュ、目にも止まらぬ速さの猫パンチなど、驚かされます。
時にはそんな猫の身体能力の高さを見せて貰うのも、良いのではないでしょうか?たくさん遊んで、退屈なんか吹き飛ばしてしまいましょう!