お風呂嫌いな猫が汚れたときの対処法3つ

お風呂嫌いな猫が汚れたときの対処法3つ

お風呂が嫌いな猫をシャンプーするのは、猫も人もとても大変なことです。猫にシャンプーは必ず必要ではありませんが、下痢や嘔吐などで体が汚れてしまうこともあります。そんな時の対処法をご紹介します。

1.猫用シャンプーシート

顔を拭かれる子猫

猫用のシャンプーシートで汚れた部分を拭き取ります。使い捨てのシートなので、後片付けが簡単です。シートには、洗浄成分、消臭成分、トリートメント成分などが含まれている商品が多いです。商品によっては水分が多かったり、においがついていたりして、拭き上げた後に猫が気にしてしつこくなめることがあります。

いくつか商品を試して猫の反応を見てみるといいかもしれません。また、水分が多いシャンプーシートを使用した後は、乾いたタオルで拭いてあげるといいでしょう。

2.猫用ドライシャンプー

頭に泡を乗せた猫

猫用ドライシャンプーは、水で体を濡らすことなくシャンプーができる便利なアイテムです。部分洗いができるので、下痢や嘔吐などで猫の体が汚れてしまった場合に使用できます。入院中の排泄の汚れなどにドライシャンプーを使っている動物病院もあるそうです。

ドライシャンプーの泡を、猫の体のきれいにしたい部分になじませタオルなどで拭き取ります。スプレータイプのドライシャンプーは、泡タイプ同様に直接きれいにしたい部分にスプレーしてなじませますが、スプレーの音が苦手な猫にはタオルや手にスプレーしてからなじませましょう。

ドライシャンプーと言っても、タオルで拭き取った後の猫の被毛は濡れています。猫が嫌がらなければ、ドライヤーで乾かしてもいいでしょう。

パウダータイプの場合

パウダータイプのドライシャンプーは、きれいにしたい場所にふりかけてなじませ、ブラッシングをしてパウダーを落とします。濡れタオルや蒸しタオルで仕上げることもできます。汚れが目立つ場合は、先に濡らしたタオルやブラッシングで汚れを取り除いてから、ドライシャンプーをするのがおすすめです。

3.濡れタオル、蒸しタオル

タオルで体を拭かれる猫

お湯で濡らしたり、電子レンジで蒸しタオルを用意して汚れた部分を拭き取ります。猫がやけどをしないように温度には十分注意しましょう。

温かい濡れタオルが体に当たるのを嫌がる猫もいます。我が家の猫もはじめは濡れたタオルを少し嫌がっていましたが、温かくて気持ち良いとわかるとおとなしくなってくれました。濡れタオルで汚れを拭き取った後、猫の被毛が濡れている場合は、乾いたタオルやドライヤーで仕上げてあげましょう。

まとめ

ダニョ

猫は水が苦手でシャンプー中に逃げ出したり、体調が悪くなってしまうなどお風呂が大嫌いという猫がいます。しかし、下痢や嘔吐などで体が汚れたり、ニオイが気になったりすることがあり、シャンプーが必要だと感じる場面も出てきます。

そんなお風呂が嫌いな猫でも体をきれいにできるのが、シャンプーシートやドライシャンプー、濡れタオルを使った方法です。猫も人もストレスが少なく対処できるので、試してみてはいかがでしょう。

スポンサーリンク