いつものフードに飽きた
人間と同じように、いつも同じものを食べていると飽きてしまう猫がいます。それぞれの猫に合うフードを何種類か見つけ、それをローテーションして与えるという方法で、飽きの対策をしてみてはいかがでしょう。
猫の習慣
猫には、いつもとは違うものを食べたくなるという習慣があります。例えばいつもドライフードを食べている猫がたまにウェットフードを食べたがる時があるなどです。反対に、新しい食べ物への警戒心が強く受け付けないという猫もいます。中にはいつもと同じフードなのにロット番号が変わったら食べなくなってしまったという猫もいます。
バランスのとれたフードを求めている
不思議なことに、猫は栄養バランスの取れたフードを好んで食べると言われています。猫は肉食動物なので、肉の味がするものを選ぶようなイメージがあるかと思いますが、味よりも栄養バランスで選んでいるという報告もあるようです。ですが、どのようにしてフードの栄養バランスを知るのかは分かってはいません。そういったことから、普段食べているフードの栄養バランスが良くないと判断して、好みが変わったように見えている可能性があります。
好きな味じゃなかった、フードのニオイが薄れた
もともと好きな味ではないフードを我慢して食べていた可能性もあります。猫に好きではないフードを与えていたのかと思うと、かわいそうなことをしたなと感じるかもしれませんね。猫のフード選びは、種類が豊富で風味や値段、猫の体に合うかなどチェック項目が多くて大変です。まずは少し与えてみて、舌なめずりや鼻を舐めるなど猫がおいしいと喜んでいるか観察してみましょう!
また、猫が好きなフードを与えていても、開封してから時間が経つと酸化して美味しい匂いは薄れてしまい、あまり興味を持って食べてくれなくなります。酸化を防ぐためにはフードを少量小袋のものにしていつでも新鮮な状態のものにしてあげたり、開封したら密閉できる袋に小分けしておくなどの方法がオススメです。
まとめ
今日のねこちゃんより:ミーコ / ♀ / 2歳 / ミックス / 4.6kg
猫のフードの好みが急に変わると、困ってしまいますよね。中には猫の好き嫌いが激しく日々、フード選びに苦労している飼い主さんもいらっしゃいます。フードの好みが変わるのは、人間と同じように単純に飽きてしまっただけでなく猫の習性、栄養バランスなどによることもあります。
もともと好きではないフードを我慢して食べていたなんてこともあります。複数種類のフードをローテーションしたり、栄養バランスを考えて選んでみたりしてみましょう。ただ、病気が原因で食欲がない、年をとって食欲が落ちている、という状態をフードの好みが変わって食べないように見えている可能性もあります。体調など様子がいつもと違うときはすぐに動物病院を受診してください。