猫に言葉は通じる?
猫ちゃんがもし人の言葉を理解できたら、と考えるととてもワクワクしませんか。以前、SNS上でとある飼い主さんがたびたび飼い猫が脱走をすることに悩んでいました。そこで冗談半分で近所の野良猫達に「もしうちの猫ちゃんを見かけたら、早く帰ってくるように言ってあげてね」と話すと、その後は遅くても20分以内には帰ってくるようになってきたという話がありました。
お話したとが原因なのか、そもそもこの話が真実なのかどうかは定かではありませんが、もし理解できたとすると賢い生き物です。そこで今回は「猫ちゃんにとっての人間の言葉」に焦点を当てていきます。
1. 風邪をひいた時に側にいてくれた
よく飼い主さんが風邪を引いたりして体調を崩した時に、猫ちゃんが側に寄り添ってくれたと言う事例があります。また飼い主さんが泣いたりした時も側にいてくれたとも。これは飼い主さんを心配してと言うよりは、いつもと違う空気を察して様子を見にきたと言う心理だそうです。それでも飼い主さんにとっては暖かったりします。
2. 言葉が通じたと思えた瞬間
筆者の猫も「だーめ」「まーだ」と言うと言う事を聞いてくれるようになりました。「だーめ」はよくいたずらしている最中に言うと、その行為を辞めてくれます。「まーだ」はご飯の催促をされた時に言うと、「にゃー」と答えます。恐らく「えー!まだなのー?時間合ってるー?」と言う不満の声かもしれませんが、少なからずそう言うときは愛猫と通じ合っていないとは言えない現象を考えます。
そもそも猫ちゃんはどこまで人間の言葉が理解できるのか
獣医師さんのお話では一般的に猫ちゃんの知能レベルは、人間の1歳半〜2歳半程度と言われています。単語の数としては80単語ほど聞き分けができるようです。名前を呼ぶと反応してくれたり、ごはんやチュールといった単語も反応を示すかと思います。また飼い主さんの言葉の雰囲気や調子などで、怒られているのか褒められているのか、などと言ったことも理解できます。
人の言葉を理解し、他の猫に伝えられるのか
獣医師さんによると結論は「分からない」だそうです。猫ちゃんの研究はまだまだ未知数で中には2歳程度ではなく、高度なレベルの知能を持つ猫ちゃんもいたりするそうです。
そんな中、言葉そもそもの理解をしているのか、それとも雰囲気などを読み取って総合的に判断をしながら行動をしているのかは分からないそうです。真相は未だに猫ちゃんにしかわからないという事です。
よく猫ちゃんは犬に比べて「人の言う事を聞かない」と言われていますが、単純に人の言葉を理解できていないと言うパターンと、理解できていてもあえて言う事を聞かないと判断する猫ちゃんもいるようです。まだまだ生態もミステリアスと言えます。
まとめ
今日のねこちゃんより:のん / ♂ / スコティッシュフォールド / 2.6kg
猫ちゃんにはまだまだ解明されていない知能レベルがあるようです。しかし、全く人間の言葉を理解していないとは言えないくらい、事例が多くあるのも事実です。愛情をたっぷり注いであげて、猫ちゃんとのコミュニケーションを深めれば通じ合うのかと思われます。