ヘミングウェイの愛猫の子孫がいる場所へ
東京から16時間の飛行機の旅です。途中アメリカ国内線に乗り継ぎ、マイアミへ。そこから車で4時間、セブンマイルズブリッジ(その名の通り7マイル、11キロの橋です)をドライブすれば、キーウエストに到着します。
▲セブンマイルズブリッジをキーウエストヘ▲
この橋は、CMや映画の撮影でも有名で、一直線に真っ青な海の中を両側に大西洋、メキシコ湾を眺めながら進むのですから、相当テンション上がります。
▲キーウエスト到着▲
もう往復で8時間なのですから、マイアミのホテルが宿泊場所だった私は、2日に渡って、ヘミングウェイ・ホーム・ミュージアムに通って、猫ちゃんたちとモフモフしたのでした。
▲ヘミングウェイのお家▲
ヘミングウェイハウスの猫ちゃんたちには特別の指がある
昔から、多指症の猫は幸運を呼ぶと言われ、船乗りの人たちに愛されたそうです。
釣りの好きなヘミングウェイは船乗りの人から、6本指の猫ちゃんをプレゼントされます。その猫がスノーホワイトです。タイプライターで、執筆する傍らには、いつもこの猫がはべっていたことでしょう。
▲Tシャツとスノーホワイトの置物▲
1931年からヘミングウェイはこの家に8年間住んでいました。
▲ヘミングウェイの書斎▲
スノーホワイトの子孫たちと言うことですから、88年もの間、恐らく外猫ちゃんたちも集まって来たりして、無数の恋の季節を経て、現在の54匹になったのだろう、と推定できます。
この54匹の半数以上が、6本指の猫ちゃんたちだそうです。生まれてくる猫の赤ちゃんたちは、有名なヘミングウェイ・キャットですから、貰い手がすっかり予約で埋まっているとのことです。
庭の至る所でくつろぐ猫ちゃんを見つけて、一緒にくつろぎましょう
ヘミングウェイの書斎があり、家の中全体が見物でき、広い庭には当時、キーウエストでは初めてというプールもあるのですが、もう完全に猫ちゃんたちの居場所という雰囲気です。
あちらにも猫、こちらにも猫なのですから、やはり猫好きならば、一緒にくつろいでしまいましょう。日本から遠いと言うのもあるのか、たまらなく心に残る猫ちゃんと過ごせた時間、空気でした。
まとめ
▲キーウエストの夕暮れ▲
猫ちゃんたちに会いに行く、1度は行ってみたい・お勧めしたい場所の1つだと思います。キーウエストは、キューバに近く、島はとても明るい色調、猫ちゃんたちとの思い出を胸に、夕暮れの素晴らしさに浸ってみましよう。
907 Whitehead St, Key West, FL 33040 アメリカ合衆国