猫ちゃんは様々な個体差があります。中には甘えたいのに甘えられない性格の子もいます。飼い主さんとしては、甘えたそうなサインを見つけることで、配慮することが可能です。猫ちゃんに甘えることの大切さと、嬉しさを教えてあげることはとても大切なことなのです。
1. 野良猫育ち
元々の性格の差もありますが、育ってきた環境の差が性格に影響することもあります。特に元々は野良猫として生活していた子が、途中で人間の手で飼われる事になったパターンです。甘え方が分からないに加えて、甘えることでどんなに気持ちいい事が待っているのかも、分からないのでしょう。飼い主さんは惜しみない愛情を注ぐ事で、ゆっくりと甘え方を教えてあげる必要があります。
2. クールな性格
猫ちゃんには様々な性格があるのは確かですが、血や品種による違いというのも、割合として無視できません。特にチンチラやペルシャといった猫種は、気高い性格をしていて自立心が旺盛です。また真っ白な毛色の猫ちゃんも、自立して生活する傾向にあります。これらはペットショップで見かけても、やはり積極的に人間の方に寄ってくるタイプとは言えません。
育ってきた環境の影響も受けますが、元々甘える気質を持ち合わせていない猫ちゃんにとって「甘える」ということは、苦手な類に入るかもしれません。クールでツンデレな猫ちゃんが好き、という飼い主さんはぜひ上記の特徴を持つ猫ちゃんを、探してみて下さい。
3. 飼い主さんのことが苦手
残念なお話になりますが、猫ちゃんによっては飼い主さんのことが苦手で、甘えたいのに甘えられないという現状の子もいます。猫ちゃんにとって「苦手だ」と思われてしまうと、甘えてくれません。
具体的には大きな物音立ててきたり、急に動く人間のことは苦手です。猫ちゃんが「子供嫌い」と言われるのもそういった特徴から来ています。またしつこく構ってくる人間のことも苦手です。猫ちゃんに一度苦手と思われてしまうと、甘えてくれる姿は見せてくれません。
その場合はまずは猫ちゃんの性質を知り、信頼関係の築けるコミュニケーションをとることから始めてみましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:りこちゃん / ♀ / 1歳 / スコティッシュフォールド / 3.5kg
どういった理由で甘えたいのに甘えられないのかで、飼い主さんの対処法も変わりますので、まずは見極めることが大切です。その中で、猫ちゃんが甘えやすい環境を作ってあげることが近道と言えます。
ただでさえ可愛い猫ちゃんは、甘える姿をとるとさらに可愛く見えることでしょう。飼い主さんとしても、腕の見せ所になると思われますので、まずはお互いにとって無理のないコミュニケーションから、取ることを始めてみましょう。