災害の時に特に必要なもの
水
市販の猫用の水を用意するのが安心ですが、人と共有できたほうが荷物をコンパクトにできます。注意したいのが硬度です。硬水は尿路結石の原因となるので軟水の水を用意しましょう。
フード
数日分を密封できる入れ物に入れるか、未開封のフードを用意しましょう。密封できる入れ物に入れる場合は、定期的に入れ替えて傷まないようにします。
また、災害時には、療法食やいつも食べているフードが手に入りにくくなる可能性があることも頭に入れて準備しましょう。フードが変わってしまうと、食事を摂らなくなってしまう猫もいます。
薬
災害時には薬も手に入りにくくなることが予想されます。薬が必要な猫には、非常用に1~2週間分多めに処方してもらいましょう。
食器
フード用、飲み水用を用意します。環境が変わるので、なるべく普段使っているものと同じ食器を用意した方が、猫が安心してごはんを食べたり、水を飲んだりできるでしょう。
トイレ用品
ポータブルトイレ
折りたたみができる、フタ付き、防水仕様などの猫用ポータブルトイレを用意しましょう。避難した場所でも猫がポータブルトイレを問題なく使用できるように、普段から慣らしておくといいです。
猫砂
猫砂の種類が変わると、感触や粒の大きさが好みじゃないなどの理由でトイレに入りたがらなくことがあります。普段使用している猫砂を用意しましょう。
ペットシーツ、処理袋など
ポータブルトイレがない場合でも、ダンボールやペットシーツ、細かくした新聞紙などでも猫トイレを作ることができます。カッターやガムテープなどがあると便利です。
キャリーバッグ、ケージ
キャリーバッグはプラスチック部分が劣化していないか確認しておきましょう。ケージは、折りたたみができるソフトケージが扱いやすいです。
ハーネス、リード
ハーネスとリードを使って猫とはぐれないようにしましょう。状況によってはキャリーバッグやケージの狭い場所に数日いなければなりません。リードに慣れていれば、散歩することもできます。
ただ、ハーネスに慣れていないと、取りたがったり、石のようにじっとしたまま動こうとしなかったり抵抗することがあります。猫にハーネスやリードに慣らすのと同時に飼い主さんも素早く猫に装着できるように練習をしましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:モナミ / ♀ / 7歳 / 雑種(ミックス) / 6kg
災害の際、猫と一緒に避難するときに用意しておきたいアイテムをご紹介しました。いろいろな状況を考えると、他にも避難用品に加えたいアイテムがたくさんあると思います。さらに、飼い猫の数によって持ち出せる量が変わってきます。まずは、最低限の避難用品を揃えてみましょう。