「よそ見しにゃいで!」猫が怒る飼い主の行動4つ

「よそ見しにゃいで!」猫が怒る飼い主の行動4つ

飼い主さんが何かに集中していると、きまって猫に邪魔されるという経験はありませんか?そのとき猫はどう思っているのでしょうか?今回は、猫が思わず邪魔をしたくなる場面とその理由に迫りたいと思います。

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猫が邪魔するのはなぜ?

覗く猫

普段は無関心なのに、飼い主さんが何かに集中しているときに限って猫が邪魔しに来る。このような経験はないでしょうか。謎めいた猫の行動にはいくつか理由があります。

不安

猫は不安になると、それを解消するために邪魔してくることがあるようです。猫は元々単独行動で暮らす動物であるため、犬と比べると孤独に強いといわれています。しかし、家庭で暮らす猫の場合は少々事情が異なります。幼い頃から人間の元で育てられた猫は、本来の猫のように自立せずとも生きていける習慣が身についてしまいます。

すると、たとえ成猫の年齢に達しても飼い主さんのことをずっと母のように慕い、依存心が強くなります。もちろん、これ自体が大きな問題ではないので敢えて冷たく接する必要はありません。ただ、このような背景から、飼い主さんが自分以外の対象に集中する姿に不安を感じることがあるようです。

好奇心

猫はとても好奇心旺盛です。特に子猫時代は、ありとあらゆるものに対して興味を示します。本来であれば、母猫や他のきょうだい猫の行動から生きる術を学び、次第に危険から身を守るために慎重に行動するようになります。

しかし安全な空間で、人間に守られている環境下の猫は、成長しても好奇心がそのまま残る傾向にあります。だから、飼い主さんの行動も集中しているものも気になって仕方ないのです。もしかすると「ねぇねぇ、それ何?何してるの?私もやりたい!!」と思っているのかもしれませんね。

嫉妬

猫というとクールで人に無関心という印象があるでしょう。しかし、先ほど述べた事柄から、猫も人に対して関心を持っていることが分かると思います。そして、縄張り意識が強い猫にとって飼い主さんの存在は自分自身のものであり、縄張りの一部になります。

よって、飼い主さんが集中するものは縄張りを脅かす存在になるのです。「この人は私だけの大切な人なのに、なんで割り込んでくるの?」と嫉妬してしまうのです。飼い主さんの愛に包まれて育った猫にとって、興味の対象の大半は飼い主さんに向いています。

猫に邪魔されやすい飼い主さんの行動

悪戯する猫

集中するあまり、邪魔という名の猫のお怒りに遭遇しやすいのはどのような場面でしょうか。猫が思わず割り込みたくなるような飼い主さんの行動をいくつか挙げてみます。

1. PCで作業する

キーボードを占領する猫

PC画面に集中し、カチャカチャと指を動かす飼主さん。猫にとっては不思議でしかたないでしょう。さり気なく構ってアピールをしても気づいてもらえない。そうなればもう邪魔するしかありません。気をつけていないと、魔の手はすぐそこに迫っています。

マウス抱き抱える、キーボードを占領する、画面に猫パンチなど攻撃手段は様々です。またPCは熱を帯びているため、猫にとっては絶好のお昼寝スポットにもなります。万が一邪魔が入っても大丈夫なように、こちらも警戒態勢で作業に臨みましょう。

2. テレビ鑑賞

TV画面の前を陣取る猫

テレビ鑑賞は、我々人間にとって娯楽の一つです。しかし、猫にとっては嫉妬の対象のひとつといえるでしょう。大きな画面に釘付けになり、様々な表情を見せる飼い主さん。猫には番組の内容までは理解できません。テレビ鑑賞よりも獲物(おもちゃのネズミ)を捕まえる姿を見てほしいと思っているでしょう。

そこで猫は大胆な行動に出ます。猫は学習能力が高い動物です。テレビ画面の前を陣取ってしまえばこっちのもの。飼い主さんが、笑いながら折れてくれることを知っているのです。

3. スマートフォン

一緒にスマホを見る猫

猫にとっての一番の強敵はスマートフォンではないでしょうか。常に飼い主んの傍にあり、よく手の中に入り込んでは光を放つ謎の物体。そして、時々中から声が聞こえ、飼い主さんとおしゃべりを始めてしまう存在。猫にとっては不思議がいっぱいです。「そんなに面白いなら私も!!」と間に入り込んで画面を覗く猫もいるのではないでしょうか。

4. 勉強

本の上に乗る猫

迫り来る試験に備え、寝る間を惜しんで勉強しなければならない学生時代。人間にとっては嫌でも避けられない試練のようなものです。でも、猫にはお構いなしです。真剣に集中しなければならない人間の都合など知る由もありません。

カサカサと音を立てる紙に、サクサクと動くペン。机の上は、好奇心を掻き立てる夢のような場所なのです。紙で遊んだり、じゃらしてくれているようなペンの動きに反応したりと大忙しです。放置された他のペンや消しゴムも猫にとっては楽しいおもちゃになります。

邪魔されないためにできること

見つめる猫

愛猫は愛おしい存在です。たとえ邪魔をされても、心のどこかで可愛いと思うでしょう。しかし、中にはどうしても集中しなければならない状況もあるはずです。大切な愛猫が邪魔猫と化して困る前にできる対策をいくつかご紹介いたします。

おもちゃを置いておく

お気に入りのおもちゃがあれば、近くに置いておきましょう。それである程度は、猫も退屈をしのげるでしょう。猫が飽きる前に作業を終わらせようと目標を立てることで、人間の側も良いモチベーションになるかもしれません。

声をかける

声をかけるだけなら、勉強や仕事をしながらでも可能です。時々「いい子だね」、「終わったら一緒に遊ぼうね」などと話しかけてみましょう。言葉の意味を完全に理解していないとしても、自分に関心を持ってくれているということは伝わります。何かに集中しながらも、気持ちを向けてくれることで安心することができます。

1日1回は遊んであげる

一日の中でほんの数分で構いません。必ず愛猫と過ごす時間を確保してあげましょう。おもちゃで遊んだり、撫でてあげたり、愛猫が好むことをしてあげると喜びます。たとえ飼い主さんが忙しくても、自分に集中してくれる時間が必ずあると分かることで不安やストレスの解消になるでしょう。

まとめ

はち助

今回は日々の生活の中で、猫を怒らせてしまう飼い主さんの行動について紹介させていただきました。猫がちょっかいを出してくる背景には、愛猫の様々な思いが込められています。

少しわがままで、自由気ままなイメージが強い猫ですが、飼い主さんが一番なのでしょう。本音は猫にしか分かりませんが、猫が発する気持ちを大切にしてあげたいですね。