よくある猫の外耳炎

【獣医師監修】よくある猫の外耳炎

梅雨のジメジメする時期に増えてくるのが、ねこちゃんのお耳のトラブルです。耳の汚れの主な原因となる細菌や真菌(カビ)は、温度や湿度の高い環境が大好物なんです。そこで今日はねこちゃんの「外耳炎」についてお話したいと思います!

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記事の監修

アイペットに在籍している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師によって構成されたチームです。獣医療の知識や経験を活用し、正しい知識をわかりやすくお届けします♪

タイトル

ねこちゃんの耳について

ねこちゃんは五感の中でも聴覚が最も優れており、最初は音から情報を得ようとします。人間よりもはるかに広い周波数の音を聞き分け、音のする方向や音源までの距離をはかることまでできるんです!
そのため、耳の付け根には耳を細かく動かすための筋肉がたくさん集まっており、ほぼ180度自由に動かせるようになっています。

そんなねこちゃんの耳の中はどんな構造になっているのでしょうか?実は人と大きく違うところがあるんです。それは、耳の入り口から鼓膜までの「外耳道」と呼ばれる部分です。

耳の作り

人では外耳道が一直線なのに対し、ねこちゃんの場合はL字型に曲がっています。そのためねこちゃんの耳の中は、覗いただけでは奥までは見えないのです。そして、この外耳道に炎症が起こった状態を「外耳炎」といいます。

外耳炎の初期症状と治療

ねこちゃんでよく起こる耳の病気は、外耳炎です。原因となるのは細菌や真菌(カビ)、耳ダニ、アレルギーなどで、かゆみや痛みが出ます。耳をしきりに気にしたり、頭を振ったりする動作がみられたら、要注意です!
その中でも特にねこちゃんで多くみられるのは、マラセチアという細菌の増殖や耳ダニの寄生により、特徴的な真っ黒い耳垢がみられます。
外耳炎の場合は耳掃除だけではなく、抗生剤や点耳薬などで根本的な原因に対する治療を行います。炎症がひどい場合は耳掃除にも時間がかかったり、痛みがでたりするので、定期的に通院して少しずつ耳をきれいにしていく必要があります。

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外耳炎の予防方法とは?

外耳炎の場合は耳掃除だけではなく、抗生剤や点耳薬などで根本的な原因に対する治療を行います。炎症がひどい場合は耳掃除にも時間がかかったり、痛みがでたりするので、定期的に通院して少しずつ耳をきれいにしていく必要があります。

綿棒で耳掃除をする飼い主さんもいるかもしれませんが、綿棒は汚れを奥に押し込んでしまうことがあるので、おうちでは使わないようにしましょう。個体差はあるものの、ねこちゃんの耳は基本的に健康であればそれほど汚れることはありません。

とてもデリケートなので、掃除をしすぎると外耳道を傷つけてしまったり、必要な脂分まで取り除いてしまうこともあります。ポイントは、手前の見える部分を時々コットンなどで拭いてあげることです!

耳掃除

是非これを機に、ねこちゃんのお耳をいつも清潔に保つよう心がけてみて下さい♪

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