猫が飼い主を待つ場面
猫はあなたのフアンのように、来るのをひたすら待っているようです。あなたがくると「待ってました!」と言わんばかりに喜んでいるのでしょう。猫が出待ちするのは、どんなシチュエーションが多いのか紹介してみましょう!
1 飼い主の帰宅
どこのご家庭でも、猫を飼っていれば経験があるのではないでしょうか?飼い主さんの帰宅を、出待ちする猫は意外と多くいるようです。猫の待ち方は、少し高い場所から待ったり、手足を揃えて待ったり、物陰に隠れて待ったりと様々です。
2 お風呂
飼い主さんのお風呂を出待ちする猫がいます。少しの時間でさえも離れたくないのでしょう。お風呂の前で心配そうにうろうろしたり、お風呂場の中に様子を見に来たり出てくるのを、今か今かと待ってしまいます。猫の姿が、お風呂場のすりガラスから見えているのをよく見かけます。
3 扉の向こう
猫は、飼い主さんの部屋の前や、閉められてしまった扉の前で出待ちをします。猫は、飼い主さんが扉の向こうにいるのを知っていて、気になって仕方ないようです。開くまでじっとして待つ猫もいれば、扉をガリガリして開けようとする猫がいます。
4 ご飯の時間
ご飯の時間の一時間前から、猫は出待ちをします。ご飯の時間には間に合うように、心の準備も必要なのでしょう。ご飯を食べる所にいたり、飼い主さんの周りにいたり、様子がわかる高い位置にいたり、それぞれに待つ場所があるようです。
5 飼い主の寝室
飼い主さんが寝室に行くと猫が「待ってたにゃ」と出待ちしている事があります。猫は、飼い主さんの部屋に先に行って待ち構えているのです。飼い主さんと一緒に寝たい時は、飼い主さんが来るのをわくわくしながら待っていることでしょう。
6 飼い主の通り道
家の中で、飼い主さんが通る道を猫は記憶してるようです。飼い主さんはここを通る、こう来たらこう来ると言うような予測をして待っていたりします。たまに、猫がいて「うわ!」と驚いてしまうのは、猫が飼い主さんの通る場所で待ち伏せをしているからなのです。
出待ちする猫の心境とは
今日のねこちゃんより:まつり / ♂ / 雑種(ミックス) / 3.8kg
「早く会いたいにゃ♩」
飼い主さんの帰宅は、猫にとって長い時間待ちわびた気持ちが、ここぞとばかりに出てしまいます。飼い主さんの帰宅を心待ちにしている猫は、早く会いたくて「ウキウキ」気分なのでしょう。
「大丈夫かにゃ」
猫は飼い主さんが、危険な目にあわないか不安になっているようです。お風呂場は猫にとって戦場です。飼い主さんが戦場に足を運んでしまい心配で仕方ないのでしょう。「ソワソワ」「ドキドキ」と言う気分なのでしょう。
「落ち着かないにゃ」
猫は気になることがあると、目で確かめるまで諦めません。飼い主さんだけ楽しい事をしているのではないか?と思っているようです。猫は目的を果たせないと、ストレスになることをわかっているので、ひたすら待つと言う選択肢を選ぶのでしょう。
「さり気なく緊張するにゃ!」
飼い主さんを待つと言うよりも、ご飯を待つと言っていいのでしょう。しかし、ご飯を与えてくれるのは飼い主さんと理解しているので、飼い主さんの動きに素早く反応しないと行けません。猫はどことなく緊張しながら、待ち遠しい気持ちでいるのでしょう。
「楽しいにゃ」
寝室で待つ猫は、飼い主さんが来るのを「ワクワク」して待っているようです。「まだかにゃ」「遅いにゃ」と心を弾ませながら、毛づくろいをして待っています。飼い主さんの寝る時間に後ろからついてくる子もいれば、待ちきれなくて出待ちする子は、楽しい事に率先したい性格なのでしょう。
「安全第一にゃ」
飼い主さんの通り道で出待ちする猫の心境は「ドキドキ」と言う気持ちです。親心と遊び心のどちらかが感じられます。飼い主さんを守りたいと思う気持ちや、飼い主さんを驚かせたいと言う気持ちがあるのでしょう。廊下の曲がり角で猫が待っていたら計算された行動と見て良いでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:銀次郎 / ♂ / 1歳 / スコティッシュフォールド / 5.6kg
猫が出待ちするシチュエーションを紹介しました。猫は待つのが得意な方でしょう。目的のためなら何時間でも待つのは苦ではありません。目的が果たせない時は、達成感が満たされなくて残念な気持ちになってしまいます。猫が飼い主さんを出待ちするシーンがあれば、喜んだり、驚いたりしてあげると、満足してくれるのではないでしょうか?