どうして?いつも猫が玄関に?
帰宅すると、玄関に猫がいてくれる。それはそれで嬉しいのですが、どうしてお出迎えしてくれるのでしょうか?
1.お腹が空いている
「お腹空いた!ご飯ちょうだい。」そんな気持ちで待っていることは、多いよう。せっかくお出迎えしてくれたと思ったらそんな理由だなんて、飼い主的にはちょっと悲しくなりますが、疲れて帰宅した時に可愛い猫の姿が見られるだけ、良いかもしれません。ご飯の要求をされるだけ、頼りにされてる?ということです、きっと。
2.寂しかった
寂しがり屋の猫や長期で家を空けていた場合など、寂しい思いがあってお出迎えしてくれることも。これは、飼い主的には嬉しいですね!
猫の性格によって反応が違うので、たとえ長期間家を空けた後に帰ってきたとしても、あまり反応がない猫もいます。それはそれで、仕方ありません。あまりショックを受けないように、してくださいね。
と思えば、飼い主の姿が消えたとたん、家の中をウロウロと悲しげに、探し回る健気な猫もいます。隠しカメラで留守番中の猫の姿を撮影した飼い主が、そんな猫の姿を捉えたそう。もう外出、できなくなりそうです。
3.誰が来たかチェック
「ガチャッ」と玄関のドアを開ける音がしたので、誰が入ってきたのかチェックしに行くことも。家にいる猫は家の中が縄張りなので、「侵入者にゃん?」と気になって、玄関まで見に行くのです。
そこで見慣れた飼い主の姿が見えたら、「にゃんだ、飼い主か…」ではなく、「飼い主、帰ってきた!嬉しいにゃぁ~ん♪」となるワケです。
これも慣れて来ると、玄関を開けて入って来るのは飼い主だと分かりきってきて、そのうち見にも来なくなる場合が。ある意味安心しているので良いのですが、ちょっと悲しい気も、しますね…
4.退屈を持て余して
あまりに家の中が平穏過ぎて退屈で、思わず飼い主が帰宅した時にすっ飛んでお出迎えしてしまったのかも。留守中猫が退屈しないよう、1匹で遊べるおもちゃを用意してあげると、良いですね。もし可能なら、相性の良さそうな猫をもう1匹迎えても。
また猫が退屈でストレスを溜めてしまわないよう、飼い主がいる時はたくさん遊んであげるのも、大切です。猫は静かな環境を好みますが、あまりに刺激がないのも良くないので、適度に刺激を与えてあげてください。
5.飼い主だと分かった
足音や帰宅時に聞こえる鍵の音などで、飼い主が帰ってきたと分かるよう。そんな時はお出迎えしてくれることが、あるようです。気分屋の猫ですから、玄関まで来てくれる時と来てくれにゃい時があるかもしれません。ま、それも猫ですから、仕方ありません。
6.自分の匂いをつけたい!
外出した飼い主は、猫が知らない匂いを体にいっぱい付けています。自分の匂いがしないと、猫は安心できません。知らない匂いだらけの飼い主を早く自分の匂いに染めて、安心したいと思っているようです。
飼い主が帰宅した際、スリスリスリスリするのは、嬉しさの表現もありますが、匂い付けの意味もあるのです。まぁでも、猫の匂いに染まるのなら、良いですかね?
7.脱走しようと企んでいるから
飼い主が帰宅した際、玄関のドアを開けるのを狙って、脱走しようと試みている可能性も。外は危険がいっぱいですので、気をつけなければいけません。
脱走してしまいそうな猫の場合、玄関に通じる部屋のドアを閉めておく、玄関前に猫が登れないバリケードを用意するなどして、対策すると良いでしょう。万が一猫が飛び出して、事故にあっては大変です。
まとめ
ヒメちゃん / ♀ / スコティッシュフォールド / 2.4kg
猫がいつも玄関で待ち構えている理由、色々ありましたね。ドアを開けた時に猫が待っていてくれると、単純に嬉しいものです。理由はどうあれ、出迎えてくれた猫に優しく話しかけると、猫もそれなりに喜んでくれるのではないでしょうか?