猫がなでなでを嫌がるのはなぜ?8つの理由

猫がなでなでを嫌がるのはなぜ?8つの理由

猫に嫌われた?猫をなでると嫌がる時に、そう思いがちになりますよね。なでなでを嫌がるのには理由があります。理由を解消すれば、猫とうまくスキンシップがとれるでしょう。

猫が嫌がる理由

「なでて」と体をすりすりしてくると思えば、なでなですると「やめて!」と手で払われる時もありますよね。なでなでが嫌いな訳ではないのですが、受け入れられない気持ちの時もあるようです。どんな場合に嫌がるのか紹介してみましょう。

1. 毛繕いした後はやめて!

お腹を舐める猫

念入りに毛繕いをして、体も心も落ち着いた所を飼い主が「なでなで」してしまうと、猫が嫌に思います。「せっかく綺麗に整えたのに」「触られたら汚れる」と鼻息を荒くして毛繕いし直します。猫が毛繕いをしている時や、毛繕い後はなでなでは禁止です。

2. 毛並みと逆になでないで!

撫でられそうになる仰向けの猫

猫は、毛並みと反対になでられると気持ち悪いようです。「なんで逆向きなの?」と少し呆れてしまいます。猫が気持ち良いのは、毛並みに沿ってなでてあげることで、毛並みと逆になでられると、嫌な事をされていると思うのでしょう。

3. そっとしといて欲しい!

こちらを見る猫

寝ている時、一人でいたい時、構われたくない時は、なでなでされると迷惑になるようです。寝ている時は触られると気になってしまい、一人になりたい時や構われたくない時は、人の手の温度を暑いと感じたら触られたくないと思います。猫が暑いと思う時に「そっとしといて」と思う気持ちが強いようです。

4. そこは触られたくない!

お腹を見せる猫

猫は触られたくない場所があります。しっぽ、足、お腹は猫の急所です。猫を触る時に、これらの場所を触る時は注意して触るようにしましょう。猫が一般的に急所と言われる場所は、中には喜んだり、嫌がる素振りを見せない猫もいます。

しっぽを踏まれても鈍感な猫もいますが、しっぽは沢山の神経と骨があるので気をつけてあげましょう。

5. 心を許していない!?

人の手を甘噛している猫

猫をなでた時に「んぎゃ!」と言われる人は、猫が心を許していないようです。本来猫は、体を触られる事に抵抗をもっています。「たやすく体に触らせてたまるか!」と言う、猫の気持ちを受け入れてもらうには信頼関係を結ぶ事です。

6. 他に要求があるの!

餌をとろうとする猫

猫が近寄ってくると、なでなでして欲しいと勘違いして逃げてしまう事があります。猫は「なでて欲しい訳じゃない」なぜなら「ご飯が欲しい」「遊んで欲しい」「喉が乾いている」など他に要求があったからなのでしょう。猫が近寄って来た時は、必ずしもかまって欲しいと言う訳ではなさそうです。

7. 触られるのが怖い!

隠れてこちらを覗く子猫

猫は体を触られると怖いと感じてしまうようです。飼い主をちゃんと理解出来ていても、触られ慣れていないようです。猫の頭や背中に手を置いた時に、猫が「びくっ」となって強ばる場合もあります。その場で固まって動かなくなる時や、体を丸めて、うずくまってしまうこともあります。

子猫の時に、人間と接してこなかったから、体に触られる事に慣れていないからが理由でしょう。子猫の時に学んでいないと、成長しても怖がりの猫になりやすいです。

8. 触られると痛い!

保護された猫

なでると嫌がるのは、体に違和感があるからかも知れません。触られたら痛いと思う状況でいる可能性があります。ケガしている場合や、病気などから、なでなですると強く抵抗する場合もあります。

触られると嫌がる病気で考えられるのは、脱臼、目の病気、気管支炎、排尿障害、乳腺症、しこりなどです。高い所から落ちて、捻挫や骨折している場合も、触られると事を極限に嫌がるでしょう。

まとめ

下を出す猫

猫がなでなでを嫌がる理由をいくつか紹介しました。人に触られるのが好きな猫もいますが、何時だってなでて欲しいと言う訳でもなさそうですね。

タイミングを見て、なでなでしてあげるのが猫にも喜ばれる事のようです。猫がなでなでして欲しいと寄ってきた時や、なでられて気持ち良さそうな仕草をした時は、気が済むまで触ってあげましょう。

嫌がる素振りを見せた時は、猫の体に異常がないかを確かめるのも必要になります。猫がいつもと違うと感じた時は、病気などを疑うようにしましょう。

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