猫が甘えている時にする６つの意外な行動

知っているようで知らない猫の甘えのサイン

1.顔をぺたぺた

抱っこされていて、ゴロゴロご機嫌だと思ったら、顔を肉球でペタペタ触ってくる、これは可愛いのでそのまま触らせる飼い主さんも多いかと思います。

これは「ぼくのこと好き？」と確認していると言われていますですので、顔をそむけたり避けたりすると猫は傷つくのです。爪で傷つくのが怖いなら、尖った先だけ数ミリカットしておく事で安全になりますよ。

2.寝ころんでいるとお腹を踏みつける

疲れている時にお腹を踏まれるとやめてよ！と言いたくなりますよね。しかし、大人の猫が寝ている人間を踏むのは信頼の証なのです。

母猫から母乳を貰うときに、出を良くするため、お腹を踏んだり揉んだりしていた時の名残で、つまりは子猫の気持ちになり甘えているんです。怒らないで、優しく声をかけて抱っこしてあげましょう。

3.物を落とす

猫がイタズラ好きと言われる由縁でもありますね。猫は高いところに置いている物をわざと落とします。しかしこれは、嫌がらせでも飼い主が怒るのを面白がっているのでもなく、「そうすれば構ってくれる」事を知っているのです。

猫は賢い動物なので 気を引きたくてわざとやっているのです。そんないじらしい猫を怒鳴る前に、高いところに大事な物を置かないように自衛しましょう。

4.尻尾をゆらゆら

尻尾を激しく振るのは怒っている時、イライラする時。ならばゆっくりユラユラの時は？
答えはとてもリラックスしている時です。隣にいて優雅に尻尾を揺らしているなら、あなたの隣が心地よいという証です。ダイレクトに甘えるのではなく、心で甘えている時ですね。

5.見つめて甘い声

じっと見ていたかと思うと高い声でにゃーん。これも言うまでもなく甘えています。特に「おやつが欲しいな」、「抱っこしてほしいよ」等、何か要求がある時の甘え方です。

こんなおねだりをされたら断れませんよね。その時何を欲しているかは、飼い主さんなら何となく分かる事でしょう。

6.朝のキス

まだ布団から出たくない朝、猫からキスをされた事はありませんか？
髭がもしょもしょと当たるくすぐったいキスは起きるまで続きます。これは 「朝だよご飯を頂戴」、と同時に「動く時間だよ起きて」でもあります。

子猫は親猫が持ってきた餌を食べるので、相手の口に、口を近づけるのは餌の催促である、と同時に、ママ起きて。と甘えているとも解釈できます。キスで目覚めた時、猫が顔覗きこんで嬉しそうにしているのはそのためです。

猫の甘噛みは必ずしも甘えではない

また甘噛みだけは例外で、甘え行動と言われていますが、猫の性別、年齢等によって、意味も違いますし、やめさせた方がよい場合もあるので、一概に甘えと取らない方がいいでしょう。

遊んでいる時に噛んできた

運動により本能が刺激され、手を獲物と勘違いする場合があります。

発情期である

やたらと噛むのはオス猫の発情期の行動として正常です。この場合は飼い主の足、同居している猫の首に噛みつく事が多いようです。

歯が痒い

生後２～３か月の歯が生え代わる時期の子猫は、歯茎が痒いために噛みつきます。

撫で方が気に入らない

撫でられるのは好きなんだけど、そこは触ってほしくないといった時にも噛みます。明らかに嫌がっている素振りを見せるので見分けが容易です。

まとめ

猫は気まぐれでツンデレと言われます。行動の意図と理由が分かれば、とても素直な生き物であったりします。彼らの甘えのサインを見逃さず、寄ってきたらたくさん、たくさん可愛がって、ますます仲良くなりましょう。