猫とケンカしたときに飼い主ができる対応
猫と飼い主がケンカ!?飼っていない人にはそう驚かれるかも知れませんが、猫にもちゃんと感情があるのです。ひとつ屋根の下で暮らすと、ケンカのひとつやふたつありますよね。
猫と飼い主がケンカしたときには、どんな対応が望ましいのでしょうか?
対応1 とりあえず冷却期間をおく
人間関係においてもケンカはあります。その場合と同じように猫とのケンカも、原因にもよりますが、お互いにカッカしているなら少し距離を取って冷却期間をおくと良いでしょう。
しつけの一環で怒っているときには、猫が寄ってきても「飼い主は怒っているのだ」ということを示すために無視をすることも必要です。
また同等な立場でケンカになった場合には、怒っている猫に近寄るのも止めた方がいいでしょう。
対応2 相手の出方を見る
どう考えても猫が悪いことをしたときは、猫の態度を見てみましょう。
猫が反省しているのか、しょんぼりしているのか相手の出方を見てみましょう。
猫が反省している様子なら、態度を戻していつも通りに接してあげるといいと思います。
猫が物に八つ当たりしているときは、構わずにそっとしておきましょう。
対応3 悪いときは謝る
飼い主側が悪いことをして猫とケンカをしてしまったときは、素直に謝らなければいけません。
怒っている猫に、「悪かった」、「ごめんなさい」という気持ちを伝えてあげましょう。また、同じことを繰り返さないようにしないと、猫も呆れて嫌気がさしてしまいますので気をつけるようにしましょう。
悪いと気づいたときは、反省の意を込めて猫に謝罪の気持ちを伝えましょう。
対応4 悪い所を正す
猫とケンカになった原因が何か?なぜケンカになったのか?を考えてみてください。
飼い主さんが猫を放ったらかしにしている、トイレ掃除ができていない、水がずっと交換されていないなど、こちら側に問題がある場合は猫が怒っても仕方ないでしょう。
猫は我慢の限界がきてしまい、ケンカを吹っかけてきたのかもしれません。
飼い主さんが、自分の悪い所を正してあげないといけませんね。
対応5 仲直りする
ケンカはいいものではありません。
ケンカするほど仲がいいとも言いますが、どちらもストレスが溜まるだけです。さっさと仲直りしましょう。
猫がケンカの元を作ってしまった場合も、飼い主さんの寛大な心で受け止めてあげましょう。
ケンカしたときの猫の態度
1.噛んだり、飛びついたりする
猫がむしゃくしゃして、飼い主に噛んできたり飛びついてきたりすることがあります。
怒りが収まらずに、飼い主に反抗したり物に八つ当たりしたりしてしまうことがあるのです。
飼い主さんはやられても、ムキになって仕返ししないようにしましょう。
2.鳴いて文句を言う
猫とケンカしたら、文句の言い合いになることもあるでしょう。
猫も大きな声で鳴いたり、鳴きながらあちこち移動したりするのです。
飼い主さんの目の前で鳴いてくる猫は自己主張が強いようです。
飼い主さんから離れて鳴いている猫は、気が小さいけど、文句を言わないと気が済まないのかもしれません。
3.嫌がらせしてくる
ケンカ後の猫は腹いせに家具やソファなど、禁止の場所で爪とぎしたりもします。
またトイレ以外の場所でわざと粗相をしたり、名前を呼んでも無視したりするのです。ご飯をあげても食べない場合すらあります。
猫は飼い主さんに怒っているということを、アピールしたくて意地になっているのでしょう。
まとめ
ケンカはよくないと分かっていても、ついケンカになってしまうこともありますよね。
猫はケンカをしても時間が経つと忘れてしまいます。飼い主さんが勝手に怒っている状態になる方が多いと思います。
人間と猫がケンカをしても意味がないと言うことです。
でも猫の中には、いつまでも根に持つタイプの子もいます。飼い主さんから、心に残るようなケンカをされて、深い傷になってしまうこともあります。
人間も猫もケンカをしてしまうとストレスになるだけなので、穏やかに過ごすようにしたいですね。