猫がエンジンルームに入る理由
暖かいから
猫は非常に寒がりです。夜、身体を休める為に寒さをしのぐ場所として、エンジンを止めたばかりで熱を持ったままのエンジンルームは最適な場所なのです。
他に侵入してくる者もなく、長時間静かに眠れるから
細かい部品が組み合わさっているエンジンルームは猫にとって頑丈な壁に仕切られている小さな個室のよう。他の猫が入り込める場所はないので、エンジンルームは自分だけの空間として落ち着いていられます。
暗くて狭いから
家の中で暮らしている猫でも、ベッドの下やテレビの裏などに隠れてじっとしている事がありませんか?猫にとってはエンジンルームのように暗くて狭いところは誰からも驚かされたりせず、落ち着いてゆったり過ごせる大好きな場所なんです。
猫がエンジンルームに入るルート
エンジンルームへは車の下から侵入します。
非常に複雑な構造をしていて人間の腕もなかなか入れにくいのに、部品と部品の隙間から侵入します。
猫がエンジンルームにいる時の2つの対処法
ボンネットを開ける
ボンネットを開けて、実際に目視でエンジンルームに猫がいるかいないかを確かめます。猫を目視出来なくても、猫の毛や食べ物の残骸、足跡などの痕跡があるかもしれません。痕跡があれば、猫がエンジンルームに入らないように対処法を考える必要があります。
エンジンをかける前に音をたてる
「ボンネットを叩く」「クラクションを鳴らす」「わざと大きな音をたててドアを鳴らす」などで音を立てます。
ただ驚いた猫がさらにエンジンルームの奥に逃げ込んでしまうかもしれないので、しばらく音を立ててもまだ猫の気配がするなら、車の整備工事かJAFを呼びましょう。費用はかかるかもしれませんが、エンジンルームの中で悲惨な事故が防げるのなら止むを得ません。
猫がエンジンルームに入らないような対策
車の周りに忌避剤を置く
猫がエンジンルームに入らないように車の周りに忌避剤を置きます。忌避剤はホームセンターなどで売られています。食べても死なないワサビやハーブなどが材料として使われているものです。
キャットカットを車の周りに置く
猫がエンジンルームに入らないように、プラスチックの剣山のような猫除けを車の周りに置きます。車の周りに置くと、猫は足場がないので車に近づけなくなります。
超音波発生器を置く
猫がエンジンルームに入らないために、超音波発生装置を置きます。8000円~10000円程度と高額ですが、猫に対する効果は抜群で猫除けの効果は95%以上だそうです。人間には聞こえない、猫には不快な音を出して猫を車に近づけない装置です。
まとめ
寒い朝、仕事に行く時に車を使う人は早くエンジンをかけて暖まりたいですよね。
でも、自分の車のエンジンルームで猫が悲惨な目にあったらきっと後悔します。そうならないように近所で野良猫や外飼いの猫を見かける事があるなら、エンジンルームの中に猫がいないかどうかを確認してからエンジンをかけるようにしましょう!
20代 女性 匿名
女性 ケロキ
20代 女性 てとまる
わたしもこの時期はいつも車を動かす前に必ずボンネットをばんばん叩いています。特に車を駐車した時はエンジンルームがあたたかいこともあって猫がより入りやすいそうなので少しの時間、車を離れてもしています。知人がボンネットに猫がいることに気が付かず車を発車させてしまってことかありました。車の中で猫の声がすることに気が付き、5メートル程走ったあたりでとまり救出したそうです。奇跡的にその猫は子猫だったこともあり車の隙間にいて悲しいことにならずに済んだようです。現在はペットとして可愛がっていますがその猫をみると思い出すみたいです。ただ普通は悲しいことになってしまうことが多いと思うので、この記事を見て様々な対策を取っていきたいですね。