猫の血液検査を解説!費用や検査の内容、注意点まで

猫の血液検査を解説!費用や検査の内容、注意点まで

猫に血液検査を受けさせたいと思う飼い主さんも少なくはないはず。今回は猫の血液検査について、詳しくまとめました!猫に血液検査を受けさせたいと思う飼い主さんは、是非参考にしてみてくださいね。

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猫の血液検査の費用

病院で血液検査をする猫

猫の血液検査は血液型を知るためではなく、病気の有無や持病が悪化していないかどうかを確認するためのものです。
ですから、血液検査で猫の病気の有無を調べるのか、それとも持病の経過を見るのか、もしくは健康診断の一環として猫の血液検査を行うのかによって検査項目は全く違うため、費用も異なります。

猫の血液検査の費用は動物病院によって様々ですが、ここでは血液検査でかかる平均的な値段をご紹介したいと思います。

  • 病気の有無を調べる:5000円~15000円前後
  • 持病の経過確認:5000~8000円前後
  • 健康診断:13000~18000円前後

どの部分を見てもらうかによって金額は変わってきますが、我が家の猫が腎不全になり、血液検査を行ったときには、腎不全かどうかを確認するための血液検査で、費用は8000円と少しおつりが来るくらいだったと記憶しています。

猫の血液検査で分かること

検査の結果を見る女性と男性に抱かれる猫

ここでは、猫の血液検査で分かることをいくつかご紹介します。
猫の血液検査の結果をもらったけど見方がイマイチわからないという方は、是非参考にしてみてくださいね。

アルブミン(ALB)

猫の健康状態を血液検査で知る方法として欠かせないのが、このアルブミン。
アルブミンは猫の血液検査で、簡単に栄養状態を知ることができます。健康な猫の場合、数値は2.1~3.3だと言われています。

猫の血液検査で分かるアルブミンの数値が、低いときに考えられる原因は重度な外傷や出血、消化管疾患や腎疾患などです。重度な外傷や出血の場合パッと見てわかることが多いので、レントゲン検査を進められることもあります。

アルブミンの数値が低いと血液検査で診断された場合には、すぐに原因を突き止める必要があります。
アルブミンが低下する原因の一つに消化器疾患もありますが、この消化器疾患が原因の場合には病名をハッキリさせるまでに、かなり時間がかかってしまうことがあります。血液検査だけで病名を決めるのは難しく、内視鏡検査や組織生検などを行わなければいけません。

白血球数(WBC)

白血球は、猫が病気になって血液検査をするときには必ずと言っていいほど調べる項目です。
感染症にかかっていないかなどが分かる血液検査で、重要な検査になっています。

猫の正常な白血球数は5500~19500

感染症を起こしていたり、白血病などの病気を患っていたり、リンパ種などの病気になっていたりするときには、この白血球の数値がグンと上がるのが血液検査で分かります。
逆に白血球数がかなり低くなってしまったときには、猫伝染性腸炎などが考えられます。

赤血球数(RBC)

こちらも猫の血液検査では調べておきたい項目の1つ。
赤血球の数が少ないときには、貧血気味だということがわかります。猫の体が赤血球を作れなくなってしまっている、腎臓が弱っている、などの原因が考えられます。

ほかにも猫が現在服用している薬があるという場合には、それが原因で赤血球が減少していることもあります。猫の赤血球の数値は、正常の場合750万~1050万です。

肝臓機能の項目GPT(ALT)

肝臓機能の項目GPTは、肝臓、心筋、骨格筋、腎臓、などにある酵素で、これらの臓器に異常がある場合、猫が血液検査をすると数値が上昇します。

例えば、肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝臓がんなどの病気が多いと言われています。
誤飲や薬の副作用でも、血液検査で数値が上昇することがありますので、GPTの数値が高いからといって必ず肝臓の病気だとは言い切れません。

猫のGPTの正常な数値は、29~84です。100以下で正常と考えて良いかもしれません。

腎臓機能の項目クレアチニン(CRE・REA・Cr)

腎臓の働きを知りたいときには、クレアチニンの数値を血液検査で調べることがほとんどです。
クレアチニンは体内で作られるたんぱく質の1つですが、この数値が上昇してる場合には腎臓機能に問題があると言われています。

他にも血液検査の前に激しい運動をした、脱水気味、などの理由から、クレアチニンの数値は上下することがありますので、いろいろな検査結果や症状を見てから腎臓の病気を特定します。
猫のクレアチニンの正常値は0.6~2.0だと言われています。

猫の血液検査をする方法

注射器と獣医師に抑えられる猫

絶食はさせるべきか?

病院に行って、いきなり猫の血液検査をしましょう!となる場合もあるので、絶食は絶対ではありません。

しかし猫の体調が悪い日が続いている、次回の通院で血液検査をすることが決まっている、など、あらかじめ血液検査の可能性があることを知っているという場合には、前日からご飯を与えずに絶食させることをオススメします。

12時間以上の絶食状態で猫の血液検査を行うことによって、より正確な数値が出るからです。

血液検査の結果が出るまでの日数

猫の血液検査の結果ですが、当日にわかるものから、数日かかるものまで様々です。
参考までに我が家の猫が腎不全と診断され、血液検査を行ったときには、血液検査後30分ほどで結果が出ました。病院によっても違うのかもしれません。

まとめ

血液検査

猫にとって血液検査は必要なのかと考える飼い主さんもいますが、猫の健康状態を知るためにはとても大切な検査項目です。
痛い思いをさせるのは可哀想だと言う飼い主さんもいますが、猫に血液検査を受けさせることによって腫瘍や肝臓、腎臓の病気など猫にとって重大な病気の発見へとつながります。

猫の血液検査の費用は病院によって様々なので、近くの動物病院へ問い合わせてから行くと良いかもしれませんね。

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